『あ、そうそう!』―自分の考えを第三者に話すことのメリット
昨日は、NPO法人しごとのみらいの新潟メンバーのみなさんと、
今後の事業についての打ち合わせ。
「こんなことをやったら面白いよね」
頭の中にある考えを、言葉に出して伝えました。
いろんな気づきやひらめきがあって、楽しかったです。
今日は、
「自分の考えを第三者に話すことのメリット」
について、お話したいと思います。
私の意見では・・・
自分の考えを頭の中だけにしまっておくよりも、
第三者に話すことって大事だな~と思っています。
なぜなら、
頭の中にあることを第三者に話すと、
それが自分の耳へと入ったときに、
自分の言葉がトリガー(引き金)になって、
新たな気づきやひらめき、考えが浮かぶからなんです。
たとえば・・・
友だちとレストランで食事をしながら、
楽しかった旅行の話を伝えているシーンを思い浮かべてください。
「○○で食べたランチがとてもおいしくてさ~
味もボリュームも満点で大満足。
絶対におススメだから、今度行ってみてね。
あ、そうそう!おススメと言えば、
帰りに立ち寄ったお土産屋さんに、
とってもかわいい人形があって・・・」
どこにでもありそうなたわいのない話ですね。
たわいもない話ですが、
この中に、新たな気づきやひらめき、考えが浮かんでいます。
さて、それは一体どこの部分でしょうか。
それは、『あ、そうそう!』の部分です。
この会話では、
自分で口にした「おススメ」という言葉から、
最初に話すつもりもなかった
「お土産屋さんもおススメ」という連想が始まっています。
あなたも一度ぐらいは体験があるのではないでしょうか。
『あ、そうそう!』が起こったとき、
頭の中のあっち側にあったものと、こっち側にあったものが、
「ピピッ!」と引っ付いた感じがして、
なんだか、うれしいキモチになりますよね。
もし
自分の考えを口に出さなければ、
この『あ、そうそう!』という気づきやひらめきは起こりません。
言葉にして、耳に入ったときにはじめて起こる現象です。
旅行の話に限らず、
自分の考えを口に出すと、
このような気づきやひらめき、新しい考えが沸き起こってくるので、
私は、考えを言葉にすることって、大事だな~と思っているんです。
ちょっと話は脱線してしまうのですが
コーチングでは、自分の考えを第三者(コーチ)に話します。
この対話の中で、今お話している『あ、そうそう!』が起こります。
この『あ、そうそう!』は楽しく、キモチがいいので、
コーチングを受けているという方もいらっしゃいます。
以上、脱線終わります。
ですから
あなたも、普段頭の中でボンヤリと考えている
「過去に楽しかったこと」
「これからやってみようと思っていること」
「興味があること」
「面白いそうだと思っていること」
などがあったら、友だちに話してみて下さい。
きっと、『あ、そうそう!』を体験できると思いますよ。
「自分の考えを人に伝えるのは、上手ではないから苦手」
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
『あ、そうそう!』には、話のうまさは関係ありませんので、
どうぞご安心して、
楽しみながら気づきやひらめきを起こしてみて下さいね!