メイキング・オブ・ビジネスマンの不死身力「固定概念を手放す思考法」
みなさん、3連休はいかがお過ごしですか?私は、7/18~19にかけて、家族で伊香保温泉に旅行してきます。どうぞ、楽しい3連休を!
お仕事の方、ご苦労様です。あなたががんばってくれているおかげで、わたしたちは楽しむことができます。どうもありがとう。連休が終わったら楽しんでくださいね!空いている平日に旅行に行くのも、楽しそうだな~。
さて・・・
今日は執筆した記事のご紹介です。ITmediaエンタープライズにビ ジネスマンの不死身力「固定概念を手放す思考法」という記事を寄稿しました。
「高学歴でないと、いい仕事に就けない」「経験が浅い自分が活躍できるはずがない」――。とある人との会話で出てきたフレーズです。自信なく話すその人を見て、何がこの人をネガティブにさせるているのだろうと考えました。
という内容から始まるこの記事。
実際には、「私ぐらいの年代なら、マネージャーになっているのが普通ですよね」「もう、この年代まできたら、後は会社にしがみついているしかありませんよね」……このような相談を受けたことがきっかけで、このような原稿を書き起こすことになりました。
同じ境遇にいても、「よし、今から努力して、マネージャーになってやろう!」と思う人もいれば、「プライベートを充実させて、今よりもっと楽しく過ごそう」と思う人もいます。思いから行動が生まれ、結果が生まれるのですから、「この違いは大きいよな~」と思うんですね。
だからといって、「ネガティブに考えるべきじゃないよ。ポジティブに考えなよ」なんて言ってみたところで、ネガティブに考えてしまうことは仕方のないこと。逆に、「いつでもネガティブに考えちゃう私って、ダメだな~」なんて、落ちこみがち。
仕方ないんです。ネガティブな考えは、自然と浮かんできてしまうのですから。
「でも、仕方がない・・・じゃ嫌だ!」という気持ちにこたえたくて、この原稿を書きました。
記事中では、交通ツールを例に、私たちの思考の元になっている固定観念について触れています。
ここでは、もっと直感的に分かりやすい例で補足しますね。
たとえば・・・わたしたちの多くは、お金持ちになりたいと思っています。もし、お金に制限がなければ、たくさんの勉強もできますし、今よりもっとおいしいものも食べられます。お金は便利なツールです。もちろん、わたしも同じ思いを抱いています。
でも、それとは逆に、多くの人は「お金はそこそこにあればいい」「たくさんもっていると詐取される」みたいな価値観も同時に持っていると思います。ひょっとしたら、「金持ちにいい奴はいない」「金持ちは意地汚いに違いない」このような気持ちをいただいている方もいらっしゃるかもしれません。先日、新聞で政治家の資産が載っている記事を見ました。その記事を見て、「政治家はいいよな~。どうせ汚い稼ぎ方をしているんだろう」そんな気持ちを抱いた方もいらっしゃるかもしれません。
方や「いくらでもお金が欲しい」と思っているのに、方や「お金はほどほどにあればいい」「お金持ちにはいい奴はいない」と無意識に思うなんて、不思議ですよね。これを人で考えると、「あの人のことは好きだけど、生理的に嫌・・・」みたいな感じでしょうか。
でも、お金は本来ただの紙、硬貨でしかありません。そこに「お金はほどほどにあればいい」「お金持ちにはいい奴はいない」というような意味をつけているのは、わたしたちです。これが、本記事で触れている固定観念です。この固定観念が、時にわたしたちを邪魔するのです。
もし、これから起業して、お金をたくさん稼ごうと思っていたらどうでしょうか。「お金はたくさん稼ぎたい」と思う一方で、「お金はそこそこにあればいい」という固定観念が、行動しようとする自分にブレーキをかけます。無意識に働くので、固定観念に気づくことは、まずありません。
では、なぜ「お金はそこそこにあればいい」と思うのでしょうか。きっと、これまで生きてきた中で、親からそう教わってきたのかもしれませんし、学校で「堅実に貯めることが大切なんだよ」と教わってきたからなのかもしれません。子供のころのほうが純粋ですから、それを無条件で受け入れることも不思議ではありません。
お金のことに限らず、「オレには、これぐらいの仕事がちょうどいい」「わたしなんて、何をはじめてもうまく行くはずがない」「何かを始めたいと思うんだけど、失敗してしまうんじゃないか」「楽しい仕事なんて、あるはずがない」・・・このように、何気なく浮かぶ思いも、これまでわたしたちが触れてきた情報によって出来ているのです。
無意識に考えてしまうので仕方ことですが、まだ、諦めないで下さい!幸いなことに、わたしたちには意思があります。「もっとスキルを磨いて活躍したい」「わたしにだって、やればできる」「確かに心配なこともあるけど、がんばってみよう」「仕事って、楽しいのかも」・・・こちらを選択すればいいのです。では、どのように情報を選択し、思考を前向きに切り替えていくのか?その方法をお伝えしようと思い、この原稿を書きました。この続きは、ビ ジネスマンの不死身力「固定概念を手放す思考法」を読んでくださいね。
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ビジネスコラムにお金のことを例にするのは何か気が引けました。でも、分かりやすい例なので、ブログに書きました。実はこの「お金のことを例にすることに気が引ける」というのも、わたしのお金に対する固定観念です(笑)。
このブログを書くことで、それに気づくことができました。ありがとう。