久しぶりに「コーチングって何なのだろう?」と考えました
昨日、Twitter上でご質問を受け、久しぶりに「コーチングって何なのだろう?」と考えています。
「どのように言葉をかけたら、深い信頼関係が築けるのだろう?」
「次の行動に結びつけることができるのだろう?」
広義のコミュニケーションに関しては日々研究していますが、最近「コーチング」自体にはあまりこだわりがありません。それよりもむしろ、「コーチングだけ」「スキルだけ」にこだわることに違和感を覚えるようになったというのが正直なところなのかもしれません。
コーチングを勉強していたころにはこだわっていたときもあって、「コーチングは効果がない」といわれると頭にきた(笑)こともありましたが、今はこだわりがないせいか、頭に来ません。
大切なのは「コーチングをすること」ではなく「成果を出すこと」。成果が出ないのなら、他の選択肢を持っているほうが大切だと考えるようになりました。実際、クライアントと接するとき、コーチングの時もあるし、カウンセリングの時もある。助言をするときもあれば、年上のクライアントを叱るときもある。「成果を出すこと」が目的なので、スキルの分野にはあまりこだわりがありません。
少し話はずれますが、以前もっていたコーチングへのこだわり感は、エンジニア時代に持っていたプログラム言語へのこだわりに近いようなものを感じます。当時のわたしはJavaが好きでしたが、Javaが最高でそれ以外のものには興味がなく、Javaのことを悪く言う人がいると頭にきて、Javaのすばらしさを主張したりして(苦笑)。
今も時々プログラムを作りますが、Javaは好きですがこだわりはなくなりました。お客様からみたら、安定して動くことが大切なのであって、何で作られていてもいい……そんな風に考えています。
言語やスキルって、手段なんですよね。
それはともかく・・・
今回ご質問いただくことで、コーチング(というよりも、広義のコミュニケーションかな)を考えるとてもいい機会になったので、コミュニケーションスキルを学ぶ際、導入する際に気をつけるべき視点や、ポイントについて、ブログを通じてもう少し言語化しておきたいと思っています。