『新刊より引用』―「がんばったね」「がんばってるね」「がんばってね」・・・「がんばれ」の時間軸を意識する
『「職場のツライ」を変える会話のチカラ』
発売日まで、内容の一部を引用しながら、ご紹介させてください。
今日は、第3章をご紹介しますね。
目次では、次のようになっています。
スタッフや周りの仲間の
「やる気を導き出すために、褒める」ことがテーマの章ですね。
■第3章 やる気に満ちた仲間と仕事をしたい
▽やる気は「出す」ものではなく「出る」もの
・「目標」を持てば「やる気」が出るのか
・自然と「やる気」が出てくるのはどんなとき?
・日常のささいな褒め言葉を大切にしよう▽「褒めれば育つ」は本当か
・9割の人は褒められたい
・褒めることが逆効果になることも▽無理に褒めるより「自分の気持ち」を伝えよう
・褒めるのは恥ずかしいし、わざとらしい
・自分の中に生じた思いを伝えよう▽褒める対象を「ヒト」へと変える
・相手の「存在」を認めてあげよう▽「がんばれ!」の時間軸を意識する
・相手の「いま」と「これまで」を認めてあげる▽褒めるタイミングで相手のやる気を強化する
・すぐに褒めることが「やる気」につながる
・ギリギリのハードルを越えたとき「やる気」は強化される
・相手がやり遂げるまで待つことも大事▽言葉に出さなくても「褒める」ことはできる
・モノを使って褒めあう仕組みをつくろう▽みんなの「やる気」を引き出すために
こんな感じになっています。
この本の中には、わたしがもっともつらい時期。
言い方を変えると、もっとも学びが多かった時期のことが
実例として書いてあります。
その中に、わたしが最後のサラリーマン時代を過ごした会社が出てきます。
昨日、お世話になった社長に出版を知らせるメールを送ったところ、
このような返事をいただくことができました。
『竹内君のステージ1の始まりですね。
頑張ったね。
本当におめでとう。』
わたしは、この「頑張ったね」の一言を読んだとき、一瞬で、
『今まで、いろんな苦労や、いろんな失敗があったけれど、
「あぁ、ここまでやってきて良かったな~」
「よし、また明日からがんばろう!」』
と思いました。
「この一言が、『会話のチカラ』なんだよなぁ」
と、改めて実感しました。
第3章より引用します。
『ここで、「がんばる」という言葉の
時間軸を意識してみましょう。「がんばったね」(過去)
「がんばってるね」(現在)
「がんばってね」(未来)つまり「がんばってね」は、
これからやること(未来)を後押しする言葉なんです。一方、「がんばったね」「がんばってるね」は、
これまでやってきたこと(過去)、
いまやっていること(現在)に対する、
評価やねぎらいです。・・・・・・・・』
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『「職場のツライ」を変える会話のチカラ』
発売日は3月2日。
店頭に並ぶのは3月5日ごろ。
アマゾンさんでは3月4日ごろ発売になる予定です。
(アマゾンさんでのご予約は、こちらから行っていただけます。)