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オリンピックの服装とファッション―どこに「こだわり」を持つか?

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昨日、オリンピックの結果を伝える番組で、スノーボード・ハーフパイプ 国母選手の映像を見ました。いや~、すごかった。ホント、格好よかったです。

国母選手と言えば、服装で話題になりましたが、その是非については様々な意見があるようですね。

今朝の新聞にのっていた、スノーボードやファッションに関わる方の意見では、

  • 「成り立ちも文化も、スキーなどとは違う。(国母選手を批判した人たちは)スノーボードの文化を理解しようとしていない」
  • 「遊びから入ったスポーツだから、ファッションには敏感。「腰パン」はスノーボーダーの"常識"だ。競技会場には大音量でヒップホップも流れる。「技を決めるのもファッションにしても、自己主張できるところがたくさんある」」

   (新潟日報 2010年2月19日 朝刊より引用)

という意見もあるようです。

「文化」「格式」「品格」「礼儀」「常識」「○○であるべき」・・・それぞれの立場で視点が違います。他の文化はなかなか理解できないもの。どれが正しいのか?ということには、あえて触れません。わたし自身、礼儀をわきまえているほうではありませんし(ダメですね)、「○○はこうあるべきだ」と無理に押し付けられるのは、あまり好きではありません。

ただ、確実に言えるのは「その場、その場には、それぞれの格好よさがある」ということ。

ハーフパイプの会場では、ヒップホップが似合うし、あのウエアが断然格好いいです。

ブレザーにはブレザーの格好よさがある。サッカー選手がおそろいでビシッと着ているあの姿は、グラウンドで見るアグレッシブな姿とは違う美しさがあります。

ちょっと古い言い方なら、「TPOに合った服装が一番格好いい」とでもなりましょうか。

ファッションやスタイルにこだわるからこそ、その場面、場面で、「自分が一番格好よく見えるのは何か?」にこだわればいいんじゃないかなと思いました。

わたしも、「これぐらいならいいかな~」なんて、場所をわきまえずに失敗することが多々あるので、自戒を込めて。

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