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『新刊より引用』―仲間を「自分で考えなくさせている」のは誰だ?

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『「職場のツライ」を変える会話のチカラ』
発売日まで、内容の一部を引用しながら、ご紹介させてください。


今日は、第4章をご紹介しますね。
目次では、次のようになっています。

「みずから気づき行動ができる仲間を増やす」ことがテーマの章ですね。

■第4章 みずから気づき行動できる仲間を増やそう

▽みんなが自分で考えるようになる簡単な仕掛け

・聞けば答えてくれる優しい仲間
・自分で考えなくさせているのは誰だ?
・考えるきっかけとして問いかけよう
・「あなたはどう思う?」で考え始める

▽口に出すことで自分の考えを再確認できる

・自分で考えて出した答えには納得感がある

▽「問いかけ」の繰り返しで起きること

・自分で考えなくてはいけないことに気づく

▽考える習慣が「気づき」を起こす

・気づくことの楽しさを感じよう

▽問いかけても答えが見つからないときは

・見たこと、聞いたこと、感じたことが「気づき」のきっかけになる
・考えるヒントをつぶやいてみよう
・あなたが持っている情報をつぶやいてみよう

▽目の前の問題に肯定的な意味をつけよう

・「おかげで~」が出来事を肯定的に変える
・肯定的な意味に気づけば前向きになれる

▽「なぜ?」ではなく「どうすれば?」と問いかけよう
・過去への問いかけは、思考を問題の範囲にとどめてしまう
・未来への問いかけは、思考を問題の解決へと導く

▽具体的に問いかけて「制限」を取り払おう

・本当に「すべて」がうまくいっていないの?
・「あえて」挙げることで気がつくこともある
・いまの状態を採点してみる

▽いろんな角度から考える習慣をつけよう

・立場や視点を変えると見えてくるものがある

▽仕事の目的や意味を明確にして動機づけをする

・なんのために、この仕事をしているのか?

▽「本当にやりたいこと」を見つけるには

・まず「やりたくないこと」を書き出してみる

▽気づきと行動を生む「問いかけ」4つのステップ

・「気づき」から「行動」への流れをつくる

▽「みずから気づくチャンス」をつぶさないために

・自分の意見に誘導しない
・理詰めで追い込まない
・答えが出るまで急かさない
・自分とは違う意見でも尊重する

▽みんなの「気づき」と「行動」を引き出すために

こんな感じになっています。

「もっと自分で考えてくれないかな~」
「これなら、自分でやったほうが早いよ~」

よく思いますよね?(笑)。

ここで自分でやっちゃうと、
仲間は自分で考えてくれませんし、
ずっと自分の手から離れないんですよね~。

「もっと自分で考えてくれないかな~」

と、思ったときに、
仲間が自分で考えるきっかけにできたら、いいと思いませんか?


第4章より引用します。

『■自分で考えなくさせているのは誰だ?

 たずねられたら答える、
 アドバイスを求められたら与える――

 それが誠意だと、
 私はおもっていました。

 ・・・・・・・・』

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『「職場のツライ」を変える会話のチカラ』

「職場がツライ」を変える会話のチカラ

店頭に並ぶのは3月5日ごろ。
アマゾンさんでは3月4日ごろ発売になる予定です。
(アマゾンさんでのご予約は、こちらから行っていただけます。)

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