『新刊より引用』─どう伝えたら、自分の思いが仲間に伝わるのだろう?
『「職場のツライ」を変える会話のチカラ』
発売日まで、内容の一部を引用しながら、ご紹介させてください。
今日は、第2章をご紹介しますね。
目次では、次のようになっています。
スタッフや周りの仲間に
「自分が考えていることを伝える」ことがテーマの章ですね。
■第2章 まずは「思いを共有する」ことから始めよう
▽どうすれば「方向性」を決められるのだろう
・方向性が共有できれば助けあえる
・人はイメージできると行動できる
・みんなで目標を決めるのもいい▽「私の思い」を伝えよう
・「誰かの思いの代弁」では相手に届かない
・具体的にイメージし、普段の言葉で伝えよう▽なぜ職場に「ホウレンソウ」がないのだろう
・「しない」のではなく、「したいのに、できない」▽おたがいの信頼関係をつくるには
・アドバイスをするよりも、自分の失敗を伝えよう
・相手が口にしていない思いを言葉にしよう▽「足し算指導法」で伝えよう
・問題点から指摘すると意欲を失う
・まず「できていること」から伝える▽反感を買わずに改善点を伝える4つのポイント
・感情をそのままぶつけるとうまくいかない▽やる気がない人を巻き込む方法
・相手にとってのメリットを伝える
・キーワードは「一緒にやろうよ」▽協力的ではない人を巻き込むには
・相手が大切に思っていることを探してみよう▽方向性を示し、一体感をつくるために
こんな感じになっています。
チームが同じ方向を向いていなければ、チームは1つにはまとまらない。
だから、1つにまとまるような思いを伝える必要がある。
それでも、中にはスキルがない人もいれば、やる気がない人もいる。
その結果、まとまらないことはよくあること。
そんなとき、どのように伝えたら、自分の思いが伝わるのか?
スキルのない人や、やる気のない人には、つい、
「お前な~、いい加減にしろよ」と感情をそのままぶつけたくなる。
それで、上手く行っていれば、もちろんいいのだけれど、
もし、上手く行っていないのなら、ちょっと作戦を変えてみる。
伝える前に、ちょっと工夫してみる。
なぜなら、私たち目的は、「チームでいい成果を出す」ことだから。
第2章より引用します。
『よく考えてみると、私たちのまわりは、
「~しなければならない」「~すべき」という、
理想像ばかりです。けれども現実は、たくさんの悩みや失敗があり、
理想像どおりにはいきませんし、
それができれば苦労しません。ですから、
誰かの悩みや失敗は共感を呼びやすいですし、
その克服法にも関心が集まりやすいのです。・・・・・・・・』
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『「職場のツライ」を変える会話のチカラ』
発売日は3月2日。
店頭に並ぶのは3月5日ごろ。
アマゾンさんでは3月4日ごろ発売になる予定です。
(アマゾンさんでのご予約は、こちらから行っていただけます。)