批判したくなるキモチ
私たちは、「誰か」や「何か」に対し、批判したくなることがよくある。
批判したくなるキモチが芽生えると、
(ここに限らず)ブログに批判を書きたくなる。
批判を書くと、何だかスッキリする。
「してやったり」という気分になる。
そして、コメントがついたりすると、
「ほ~ら、やっぱりそうだ」と自分の正しさを確認する。
最近、批判はやめることにしている。
誰かや何かを見て「批判したくなる」ということは、
一瞬、相手が悪いように思えるのだけれど、
よく考えてみると、
「自分の中に批判したくなる要素がある」
ということ。
批判したくなるキモチは、
自分の中の批判的要素に反応することで起きるのだ。
昔、「胡散臭い」という言葉を使ったら、
メンター的な立場の方にこう言われたことがある。
「胡散臭いと思うのは、
あなたの中に胡散臭い何かがあるからじゃないですか?
言葉には、気をつけたほうがいいですよ」
そう言われて、撃沈した。
最近は、自分の外を批判するのではなく、
「自分の中の、何が批判したいと思わせるのか?」
「自分の中にある、反応した要素は何か?」
を、自分に問いかけ、確認するようにしている。
そうすると、批判したくなる理由というのは、
単なる思い込みの場合がほとんど。
「なんでこんなことに腹を立てているのだろう?」
と、自分がおかしくなることが、よくある。
逆に、正義感など、自分の肯定的な価値観に気づくとうれしくなる。
自分のいいところに気づけるようにもなる。
批判したくなるキモチが浮かんだときは、自分の本音に気づく絶好のチャンス。
誰かや何かを批判しているだけじゃ、もったいない。
「自分の中の、何が批判したいと思わせるのか?」
を考えることで、自分の中からいろんな答えを見つけることができる。
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今日の新潟は雨です。
最近、寒いですね。ヒーターが欠かせません(笑)。
インフルエンザも流行っていますし、
みなさんもお体にはご自愛くださいませ。