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サンチュのライフサイクル、ビジネスのライフサイクル

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 初夏にサンチュ(レタス)を植えました。

 サンチュは葉の野菜ですが、収穫時期を越えて放っておくと1m50cmほどの塔のように育ち、小さくて黄色い花が咲きます。

 さらに放っておくと、葉や幹が枯れて種が出来ます。これが、今採っているサンチュの種です。

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 ちょっとピンボケしているので見づらいですが、長さが2ミリぐらいの小さな種です。

 初夏はとても若々しく、水っぽくて美味しかったサンチュも、秋には幹も葉も枯れてしまいます。

 ビジネスにはライフサイクルという言葉がありますよね?「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」というアレです。以前、ビジネス書でライフサイクルという言葉を知ったとき「なるほどなあ、ライフサイクルが大切なんだなあ」と思いましたが、今、こうして、自然の中のライフサイクルをリアルに感じると、ビジネス書を読んだだけでは分からないライフサイクルの意味を感じます。

 今のような不透明な時代、お先真っ暗という情報が多いですが、サンチュの種を眺めていると、

 「悪いときもあるけど、枯れたときこそ種を収穫しよう。春になって時期がきたら、また種を蒔こう。そうすれば、またちゃんと成長するんだから」

 こんな当たり前のことを自然から教えてもらっているような気がします。

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