「一瞬で…」というノウハウよりも役立つ、シンプルな自然の法則
台風は長野から新潟へ直撃の模様。りんご農家など、生活に直接影響が出そうなみなさんへの被害が少ないことを心から祈っています。
さて・・・
今年の4月に、メルマガ読者のみなさんに、去年収穫しておいたサンチュ(韓国レタス?)の種をプレゼントしました。そのお返しに…ということで、メルマガ読者のNさんよりひまわりの種をいただきました。
今年の初夏、いただいたひまわりの種を花畑に植えました。私の身長(178センチ)をはるかに超え、大きく成長したひまわりは、私たち家族の目を楽しませてくれました。
ひまわりの種は6粒植えたんですが、そこからとれた種は、
1、2、3、4・・・う~ん、数えきれない(笑)。
何十倍、いや、何百倍にもなりました。
去年から農作物や植物を自分で育てるようになって、「たった一粒が何百の種になるなんて、これってすごいことだな」と毎年思います。つまんないぐらい当たり前のことなんですが、植物を育てていると、芽が出て育つ自然の力強さや、すごさに感動します。そして、
・土を耕す
・種を植える
・草を取る
・待つ(←これ、すごく重要です)
・実る
というシンプルなプロセスは、私たちが成長する過程も、ビジネスの結果が出るまでの過程も、全く同じなのではないかと感じるようになりました。
「なんで今までこんなに大事なことに気がつかなかったんだろう」
「土を耕して、種植えてないじゃん。だったら、実るわけないじゃん。」って(苦笑)。
また、力強く育つ姿を見ると、「ボクも、ひょっとしたら同じなんじゃないか」といい誤解をしてみたりして(笑)。
いま、先行きが不透明ですよね。「一瞬で」「たった一日で」的な、すぐに答えが出るような情報が流行っています。もちろん、それはそれでいいのだけれど、植物は一瞬で育たないし、たった一日でどうにもならない分、いざというときに本当に役にたつ「思想」を、自然から教わっているような気がします。
収穫した種は、また来年の4月にプレゼントしようと思っています。
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