なぜ、おにぎりには塩をつけて、ごはんには塩をつけないのか? ― 「問い」の重要性
朝、食事をしようとしたら、娘が突然言いました。
「ね~、パパ~、なんで~、おにぎりにはしおをつけて~、ごはんにはしおをつけないの~?」
う~ん、なんでだろう?
「○○ちゃん(娘の名前です)は、どうしてだと思う?」
「え~っとね~、しおをかけたほうが、おいしいからだとおもう~」
それはそうだ。
でも、素朴ながら、目の付け所がすごくいいなと、親ながらに思いました。
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脳機能学者の苫米地英人さんは、著書「夢をかなえる洗脳力」の中で、
「子どもの頭を良くしたいなら、脳を刺激する質問を繰り返す」
そして、このときに大切なことは、
「親が知識として教えてしまわないということ」
とおっしゃっていますが、答えが正しかろうが、間違っていようが関係なし。子供が自分の頭を使って考えることがとても大切なのではないかと思います。
自分で考える習慣が、普段の生活の中にある「なぜ、○○はこうなっているんだろう?」という、気づきのアンテナを感度良くしてくれますしね。
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「問い」の重要性は、しごとの中でも同様だと、わたしは思います。
もしあなたがリーダーなら、周りのメンバーに
「あなたは、どう思う?」
と問いかけてみるんです。自分で考える習慣がつくようになりますし、問いかけによって脳は刺激され、自分のしごとの周りにも疑問や気づきが起こって、自分で答えを見つける力が自然と付くようになるのです。
その際に気をつけたい点は、
「すぐに知識として教えてしまわないということ」
です。
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「なぜ、おにぎりには塩をつけて、ごはんには塩をつけないのか?」
ちなみに、ボクの考えは、外に持っていくときに
「おかずがなくても塩味があれば美味しく食べられるから」
「塩分で痛まないようにするため」
です。ちがうかな~。
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