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秋葉原にインド人急増の理由

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今朝、テレビを見ていたら、「秋葉原にインド人が急増している」という話が放映されていました。

テレビを一緒に見ていた妻は「なぜ?」と聞くので、「たぶんインドからたくさんのエンジニアが来ているからだと思うよ」と答えたのですが、テレビ番組によれば、多くのIT企業がエンジニアとしてインドの方を採用しているからだということでした。

以前、10名ほどのインドのチームと一緒に仕事をしたことがあります。そのチームで見たインドの方の人柄はみな誠実で素直。仕事も熱心。プログラミングスキルもすばらしかったという印象が残っています。また、海外で働くことも前提にしているのか、全ての方が英語を話せるんですよね。一緒に仕事をして楽しかったのを覚えています。

日本にもエンジニアがたくさんいるのに、なぜインドから人をアサインするのかを考えてみると、今の経済状況と、急増という関係から、(あくまでも想像ですが)単価などの影響が大きいのかもしれません。もっとも、同じスキルを持っていて、コミュニケーションにも問題がないのなら、海外のチームをアサインしたくなるのも不思議ではありません。

となると、日本のエンジニアに求められることは、「コストではない何か」が必要ということなのでしょう。

@IT 自分戦略研究所にいい記事がありましたのでご紹介しますね。
第8回 日本のITエンジニアに足りないもの

この記事によれば、

「発想、というのは社会を知ることによって初めて生まれてくるものだと思います。世界情勢や経済など、広く社会全般のことに目を向けないで、エンジニアがある1つの言語やツールなどの観点からしか技術を考えていないとすれば、いずれは時代遅れのものになるでしょう。

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「日本人エンジニアには『いわゆる技術オタク』が多いように思います。しかし事業においてのポイントは、ビジネスと技術のバランスなのです。先ほど申し上げたとおり、変化の激しいIT業界のような環境では、美しいプログラムを凝って時間をかけて書き上げたとしても、それがビジネスのスピードに合わなければ結果としては意味をなさないのです。あと、日本人エンジニアは海外のエンジニアと比べると自立心が足りないように感じますね」

日本を外から見ている立場のご意見として、的を得ているなと思います。

変化するIT業界の中で、与えられるのを待つだけではなく、自分をどう変化させていくか?そのスピード感が必要なのかなと、番組や、この記事を見て思いました。

競争という言葉はあまり好きではないのですが、同じ立ち位置で競争するのではなく、「作る」だけではない「創造」をしていくことが大切なのかなと思います。日本を知っている日本人だからこそできる新たな発想・・・そのようなものが大切なのでしょうね。

変化に対応できるよう、がんばって行きたいものですね。

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