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「しごと」をもっと楽しくしたい!

説得せずに周りを巻き込む「心のつかみ方」

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新規プロジェクトを立ち上げても、意欲的な参加者が集まらない……。そんな悩みをお持ちではありませんか?

少しの工夫で周りを巻き込むコツを、実例を交えて紹介しました。よろしければ、お読み下さい。

ビジネスマンの不死身力:心のつかみ方――説得せずに周りを巻き込む

この記事は、つい先日、地域のお祭りの中で体験した「参加の義務を持たないボランティア活動で、周囲の人を巻き込んだ実話」を例に、心をつかむための一つのヒントをお話しました。

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公開いただいた記事には触れていませんが、今回、ボランティア活動を通じて、言葉は武器にもなるし、凶器にもなるなということを実感しました。

祭りの行事の一つとして、たこ焼きを焼いたんですね。

私は役員をやっていたのですが、焼き手のみなさんには、地域のみなさんが喜ぶようにと、休日を返上して一生懸命たこ焼きを焼いていただきました。

その中で、偶然小さいたこが当たってしまったのでしょう。一生懸命焼いている人を前に、「たこが入っていない」と文句を言う人がいるんです。文句を言いたくなる気持ちもわかりますが、みんな休日返上で頑張っているわけですし、もう少し、他の言い方があるのではないかと。

同じアドバイスをするなら、ダメなところを指摘するよりも、まずはいいところを認めて、さらに良くするための改善点を伝えればいいのではないかと思います。

例えば、今回の場合なら、「たこ焼きおいしかったよ(ねぎらい)。さらにおいしくするなら、たこがもう少し大きければ、もっと美味しいと思うよ(さらによくする改善点)」。このように、ただ指摘するよりも、「現状もいいけれど、改善することでさらによくなる」という伝え方だったら、ガッカリすることもないでしょう。

仕事上でも、言い方一つでやる気にもなるし、やる気を落とすこともありますよね?気持ちよく、やる気を出して仕事をしてもらうために、言葉の力は武器として使いたいと思った出来事でした。

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