インタビューは聞き手で決まる
@IT自分戦略研究所の「今週のリーダー」でインタビューをしていただきました。ご担当いただきました岑さん、ありがとうございました。
「技術一筋」のプログラマがチームをまとめる仕事をするようになった紆余曲折など、これまでの経緯をお話させていただきました。
インタビュー中は、とにかく楽しかったです。そのポイントは2つあります。
1つ目は、「話を聞いてもらえる」という心地よさです。普段は仕事柄、聞き手にまわることが多いわたくしですが、ただただ、自分の思いを聞いてもらえるという心地よさといったらありませんでしたね。
2つ目は、問いかけられることが刺激となって、頭の中にある回路がつながって「あっ、そうそう!」という気づきが起こる感覚です。
たとえば・・・
私がチームをまとめているときに、「話を聞くこと」「問いかけること」などによって、チームが変わってくることがとても楽しかったのですが、それをどのように行っていったのか?を言語化すると、「繰り返しているうちに、何だか楽しくなった」のように、言語化が難しいことほど、さらっと流れてしまうことがインタビュー中の何度かあったんです。
けれども、もっと具体的に話したい・・・。そのところを、
「具体的にはどんなことをされたんですか?」
「ブレークスルーが起きたのはいつだったんでしょう?」
と問いかけられることで、「うーん、なんだろう・・・あっ、そうそう、それはね」と、急に回路がつながったようにひらめいたり、
「私には、○○のように伝わっています」
「○○さんは、同じようなことを△△のように言っていました」
などのフィードバックをもらうことで、
「相手には、このように伝わっているのか~。じゃぁ、こっちの伝え方のほうが伝わるのかな?」
などなど、気づきが起きるのですよね。インタビュー中のこの気づきが、とにかく楽しくて・・・
これも、インタビュアーの岑さんに引き出していただいたおかげです。楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました!