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emergency(危機)とemergence(創発)の語源

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Skypeのグループ通話を使って、コーチングの説明会を6月から始めます。これを機会に「○○コーチング」のようなネーミングをつけようと考えました。「う~ん、なんにしようかな~」と頭をひねっていたら、好きな言葉「創発」が浮かんできました。

創発とは、@IT情報マネジメントによれば

 局所的な相互作用を持つ、もしくは自律的な要素が多数集まることによって、その総和とは質的に異なる高度で複雑な秩序やシステムが生じる現象のこと。所与の条件からの予測や意図、計画を超えた構造変化や創造が誘発されるという意味で「創発」と呼ばれる。

 もともとは生物学や物理学(複雑系)、社会学などで使われている言葉で、「物質の凍結(相転移現象)」「アリが巣を作る(群知能)」「細胞の集まりが生物であること(生命現象)」「新種生物の突然の発生(進化論)」「市場におけるバブルの発生(経済学)」のような“要素に還元できない現象”のことをいう。

 ナレッジマネジメントの分野では、個人1人1人の発想の総和を超えた、まったく新しいナレッジの創造を行う手段として、「情報創発」への取り組みが行われている。」

自分の成長のために努力を重ね、一定のレベルに達したときに、想像もつかないような一つ上のレベルの創造が手に入る。

【エマージェンス(創発)コーチング】

ちょっと表現が難しすぎるかな~。

ところで、「エマージェンスの語源って何だろう?」と思ったので、その語源を調べてみたんです。その意外な語源にびっくりしました。ピンチはチャンスとはよく言いますがmergency(危機)とemergence(創発)の語源は同じようなんですね。

今の時代を考えると、なんだか意味深いなぁと思いました。

ピンチだからこそ、チャンスへ変えていこうよと。
今のような危機的な時代だからこそ、創発を起こすために愚直に行動しようぜと。
そして、世の中の創発に加わろうよと。

【エマージェンス(創発)コーチング】

言葉負けしてしまいそうだけど、意味付けとしても理想的だなぁ。ネットで調べてみると、まだこの言葉は使われていないようですしね。

サブタイトルも含めると、

【一つ上のレベルへ … エマージェンス(創発)コーチング】
【エマージェンスコーチング … 危機(Emergency)を創発(Emergence)へ】

といったところか?

ということで、エマージェンスコーチングに8割方決定します。

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