18回目の1月17日
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1995年の今日、東京に居た私とカミさんそれぞれが仕事の合間を縫って神戸にあるそれぞれの実家や兄弟親戚に狂ったように電話しまくってました。
当然繋がりません。全然繋がりません。映像を見ると足が震えるのが判ります。ぶっ倒れた阪神高速の直ぐ近くに義理の兄の家。テレビでは「輻輳するから電話は控えるように」と言っていたけれど「アホか!家族親戚の命がかかっとんねん。そんなん知るかボケ!」と知らんぷり。結局最終的に夕方までに向こうからかかってきて家族親類関係全員の無事を確認できました。昭和8年生まれの父親に物資を背負って歩いてでもそっちに直ぐ行くからと言ったら「こんな大変なときに人が増えると面倒だから来るな。家の中はめちゃめちゃだけれど家は倒れてないし怪我も無い。大丈夫だ。むしろこっちが駄目になったらそっちにいくから、その準備をなんとなくしとけ」と怒られた電話でのやり取りを今でも本当に良く覚えています。
その頃の色んな事が今の色んな教訓になってるんだけれど、時々キチンと思い出さないとおざなりになる。駄目です。全然駄目です。ちゃんとしなきゃ。
私にとって、今日はそんな18回目の1月17日です。
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