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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

自前と丸投げの間のどこかにある落とし処、そしてあるべき自分の立ち位置という古くて新しい話

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IT系の話でもマーケティングの話でも、もちろんそれ以外でも古くからある話の1つが「自前と丸投げの間のどこかにある落とし処」の話。時と場合と事と次第によって当然状況は違いますから、一概に丸投げはどうとか自前が一番とかそんな話ではありません。ただ、そのバランスを色々と考えないといけない局面は幾らでもあります。

多分そのバランスをとる中で唯一無二の正解というのは無い、というのが常に存在してることだけは間違い無い訳ですが。

 

主体性の問題

もちろん組織に寄るのでしょうが、予算やらツテが無いやら何やらの関係で何とか自前でやっつけてしまえみたいな話になることは色んな局面で存在すると思います。もちろん事前に色んな勉強はしたりする事もあるでしょうし、それが文献なのかネット上の情報なのかセミナーや展示会なのか、あるいはヒントになりそうなところに問い合わせるとか、まぁやり方は色々。

ただ、それを実際に実行に移す段階で「何とか自分でやっつけてしまおう」、「きっとできるだろうし、できるまでやれば失敗はしないんだ」系の流れでモノゴトに対処してしまうことっていうのは昔からある話です。

いや、たとえばIT系の話にしてもマーケティング系の話にしても、外のリソースを使えば良い時代なんだから云々ということで色々と手を伸ばすケースもあります。BPOみたいな話もある意味その一環だったかもしれませんし、クラウドへのアウトソーシングみたいなのもその流れを汲む話ではあります。ただ、本当に何を目的として外のリソースを使うのかと言うところをキチンと考えて、ある程度のブレを許容しつつ運用すると言うところまで行くと、ちょっと二の足を踏む事が多いんじゃないかとは思います。

もちろん例えばある特定の何かだけを任せてしまえてれば良いんだよというコトがしっかり認識されていればOK。でもそこが曖昧だと、何かの拍子に色んなモノがグラグラしてきたりします。とても抽象的な話ではありますが、そんな事をつたない私の人生の中でも何度か見かけています。あるときは途中で不安になりグラグラしてる当事者として、またあるときは四の五の言わずに方針を決めてくれないとこっちは動けないですよと困る側として。

 

信頼の置ける相談相手は直接の繋がりの中にしか見つからない、というのはソーシャルな何か全盛の今では保守的過ぎるのか?

自分が世の中のあらゆることを知ってる人たち全てを知ってるわけはありません。それは誰しも同じですから、自分の直接の知り合いがその自分の全ての疑問に相談にのってくれるか、解決策を提示してくれるか、そもそも解決してくれるかなんて事は期待できるはずもありません。ただ、知り合いの知り合いを頼って相談ごとをするという話であれば、それなりに正しいところに到達できることってのはやっぱりあります。そういえば嘗て転職する人のバリューとして人脈があるというのは良く効いたのですが、多分それは別に転職していようがどうであろうが多分変わらない話だと思っています。

因みに、この「人脈」という表現自体には何だか色んな意図が巻きついているようで実は嫌いな表現なのですが、あえて一般的な表現をすると、やっぱり多分人脈になるんでしょうね。まぁそれは置いといて・・・ 大事なのは、何か事が起きた時点で直ぐに相談したり解決できる誰かが身近にいないから困るわけで、結局のところ自分の直接付き合いのある人たちのちょっと先を手繰って行く必要があるわけです。それもこれも全部含めて「人脈」と言うんだとは思いますが、因みに自分的には「引き出し」と言っています。引き出しのラベルには知ってる人の名前があるんですが、そこを開けると自分の持っていない何かがそこあるわけで、だからこそいろんな問題に立ち向かえるという流れ。事実、そうやって色んな人を頼り、色んな人に相談し、稀に相談されて「社会生活」を送ってきてるのがリアルな私であるわけです。

そんな私にとって、ネット上だけで云々という話だけでモノゴトが進むような口調風潮を目にするとどうなんだろうねぇと思ってしまうのは仕方ないのかもしれません。因みに1980年代後半から(当時の勤務先の社内系システムでしたが)全世界を巻き込んだチャットや電子掲示板系のサービスを使っていましたし、その威力と温情に何度助けられたか判らないという氏素性を持っている私ですが、それでもそんな風に思う事があるのは事実。

別にそんなの気にしなくてもいい時代なんですよ、もうそんなの古いですよとか、何考えとるんやこのアホとかボケとか色んなお話はあるでしょうけど、でもね、それも1つの意見。そういうものです。

 

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