緊急イベント「ポスト3.11のケータイ産業」に顔を出してきました
昨日4月3日、首記【緊急イベント「ポスト3.11のケータイ産業」】に顔を出してきました。元々の主義主張として可能な限り週末は仕事で外出しないようにしているワタシですが、やはりそれなりに引っかかるところがあると出掛けることもある、ということですね。
開催直前の告知にも関わらず50人くらいの人が集まったこのイベント、時節柄非常に高い関心が伺えます。そもそもワタシですら顔を出そうと思ったくらいですから(いいすぎ)
内容についてはネット上で概略が手に入ります。便利になったものです。
togetterではこちらを参照ください。Twitter上でのTweetも基本的にOKとされていたので、Twitter上で #ktai311 のタグで引っ張っても結構出てくるはずです。とりあえず現状でケータイを取り巻く何がどういう状況になっていて、通信事業者各社はどういう風に動いていてといった事は各所でずっと報道されてきているわけですが、それらの裏読み・・・と言うと大袈裟ですが、行間の補完が出来るのがこういうイベントでのパネラー諸氏からのコメント。
もちろんいろんな意見をネット上でまとめて自分なりに分析する事と言うのはいつでも出来ます。でも、何かしらの関係者が目の前に並んで、それぞれがどう見ているかと言うのを直接話として聞く事によって得られるものというのは、もうネット上での情報密度とは全然異質のモノだよねと思っています。厳密にはパネラー諸氏は一次ソースではないとはいえ、一次ソースに直接触れた上での話というのは妙な伝聞とは全然重みが違うわけで、事実今回もそういう印象を強く持ったわけです。そしてその印象だけでも今回は顔を出してよかったなと思う次第。
どこまで行っても最後はFact to Faceの好きなアナログ(アナクロ?)オヤジの面目躍如というところでしょうか。
で、話を聞いてどう思うよって?いや、それはですね・・・
立場上自分が何をどう思ったかというのはちょっと書きづらいんです (汗
でも、自分の持っている情報の補強、そして新たな情報の仕入れについては非常に満足しているというコトだけは言えるかな?所謂ユーザーとしての立場からちょっと踏み込むとモゴモゴしてしまうのはどこの業界のどういう職種に関わっていても同じだとは思いますが、正にそんな感じ。
ただ間違いないのは、3.11を契機に色んなモノが噴出し、見えてしまい、また変わってしまったというコト。これは政治、経済、社会の全般においてそうだと思っています。少なくともそれらを前提に物事を、そして未来を考えないと駄目じゃないかと確信しています。悲観でもなく、さりとて楽観するでもなく。可能な限り客観的な視点を持って。
で、それは判ったから、じゃぁ、どうするのがいいと思うのよって?
いや・・・まだ道筋を立てるにしても、あるいは結論を出すにしても早すぎると思っていますけれど、純粋に他人事ではないところもあるので、ここはとりあえず紅茶でも飲んで落ち着いて推移を追って行こうと思っています。
で、どうでも良いのですがtogetterを見て「あっ!」と声を上げそうになったことがあってですね・・・
ざっと見てみると最後の方に「ケータイを紛失したアホがいるのを助けてあげて→みつかったよ」という流れのTweetがあるのですが、そのアホは何を隠そう私の事でございましてですね・・・
関係者の皆様、大変お騒がせ致しました。この場を借りて改めてお詫びいたします。
ということで、ケータイ関連のイベントに行ってケータイを無くしかけたという、なんともシマらないオチでございました orz
---
追記
as of 2011/04/07 : このイベントについてWirelessWIreに関連記事が掲載されました。参考までにリンクはこちら。「ポスト3.11のケータイ産業」における論点整理」
---iwa