じっと待つ事の意味
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別に深読みされる程の事は無いのですが、最近何かにつけ「じっと待つことの意味」というのをかみしめる事が増えていたりします。待ったから何かが起きるのではなく、今は待つのが一番得策っていう事がなんだか身の回りの色んな事について起きるもので。
でも、それを自分で呼んでる?
いや、まぁそんな時期なんですよ。
そいえば先日の料理教室の先生も言ってました。「いじらずにほったらかしておいてください。待ってれば自然に出来上がりますから」
たとえば料理。たとえば鍋やフライパンの前に立つと、どうしても中身をゴチャゴチャいじりまわしたくなる。でも、大抵の料理ってのは別にいじりまわさなくても出来上がるはずなんです。これは食材を加熱するとはどういう意味なのかとか、そもそも調理というのはどういう事なのかといった理論から遡る事も出来ますが、実はそんなに難しい事ではない。
要は自然にフライパンの底から、あるいは鍋の煮汁から食材の中までキチンと熱が通るように、そして必要以上に回りが焦げたりしないようにしてれば良いだけで、何も菜箸でゴチャゴチャ触り続ける必要なんてないんですよ、って話があるわけです。
もちろん食材と調理する内容によっては異なる動きをする必要がある場合も当然あるわけですが、とりあえず必要以上に触る必要はない。大抵のモノは火加減だけ間違えなければ大丈夫。
プロじゃないんだから、そんな程度の理解で良いような気はします。
そういえば最近、どうもそんな雰囲気が多いんですよね、ってめぐりあわせ
なんだかちょいと思うことが増えるのが秋。
いや、別にセンチメンタルな雰囲気に浸るキモチは無いんですけどねぇ。
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