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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

そろそろ地下鉄での帰り道で自販機のお茶が飲みたい今日この頃

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例のAPECの警備の関係で微妙にいろんな事が起きている訳で、たとえば開催直前の11月7日に横浜の山下公園に行ったときには横浜港完全封鎖の状況を見たり(参照⇒山下公園付近でAPECの警備体制を眺める)とかしてきた私ですが、実は横浜市民でありながら山下公園やみなとみらい地区には年に数回行くかどうかと言う状況。もっぱら普段はどちらかと言うと都内に向いて生活しています。だからといって、今回のAPECに絡んだ影響が無かったかというと実はそうでもないよね、と言う話。これは、都内周辺で地下鉄を利用している方なら気づいているとは思いますが・・・

 

地下鉄に見るゴミ箱撤去、そして自販機封鎖

自販機封鎖なんて書くと物騒ですが、事実ボタンやらお金の投入口をガムテープやら何やらで覆ってしまい、使えないようにしています。ゴミ箱も見当たりません。ゴミ箱については過去にも何度かそういうコトがあった記憶があるのですが、自販機封鎖ってのはあまり記憶がありません。

日本じゃテロなんて起きないでしょ・・・?

気持ちはわかります。ただ、それはある意味平和ボケとも揶揄される部分で、実際に世界各国の首脳が羽田に飛んできて、横浜のど真ん中で国際会議をやる以上、それ相応の警備体制で不測の事態を防ぐ必要はあるわけで、そこの部分について私的には納得はします。

もちろんその延長で駅のホームの自販機封鎖ってのも頭では納得できるのですが、喉の渇きは納得してくれません。特にしこたま飲んだ帰りに電車の到着を待つ間に、いつものホームで自販機を探して、それが封鎖されているのを見かけると・・・

あ~途中のコンビニで買ってくれば良かった~

ま、仕方ないですね。

 

一般的にはやりすぎでしょ?と思われる体制を引くにも意味があるわけで

確かに今の日本で普通に生活していて、たとえば自爆テロが起きるような状況は普通は無いわけです。ただ世界レベルで見てそれが日常とすら思える地域はあるし、たとえばAPECのために来日する各国首脳はそれぞれの立場で色んなモノを背負っているわけで、特定の個人に対するテロ行為が起きる可能性を絶対に無いよと否定する事は出来ないわけです。

平和ボケは、やっぱりいけない

もちろん、日本の普通の生活のなかで色んな犯罪は起きています。悲しいことですが。で、それ自体を根絶することは不可能かもしれません。それがどの程度なのか、どういう種類のモノなのか、どういう状況になるのかなどは日本固有の状況もあるとは思いますが、かつて「水と安全はタダみたいなものだ」的に言われていた頃ですら、幾らでも犯罪は起きていたわけです。

そこは忘れちゃいけない。

 

地下鉄の自販機封鎖の風景もAPECが終わるまで。でも、そんな事をこの機会にちょっとだけ思い出すってのは決して悪いコトでは無いとは思います。

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