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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

文章はやっぱり有る程度キモチに余裕がないと書けない

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情けない話ですが、年末からずっと有る案件で忙殺されていました。その間に本当に久しぶりにセミナーの講師をやり、その記事が日経BPさんの雑誌とWebサイトに載った話をはじめとして、いくつものお題が浮かんでは消えてしまいました。

ブログを書くほどの余裕を全く持てない。自己管理に最大の問題があるんだよ・・・といえば、その通りですが、コレでもサラリーマン。自分だけでは如何ともしがたい状況はあるものです。


イベント屋は本番だけが仕事ではないのですが

とりあえず睡眠時間が確保できるのが何より嬉しいのですが、ゆっくり物を考える時間が出来たのも嬉しいのは事実です。もちろん本番が終わったからといってすぐに全部終わりではなく、実は一番大変な伝票のシメとか、報告書の作成、もちろん来場者データの還元など諸々やることは山積みです。でも、時間単位、分単位で追いまくられる状況はひとまず終了。まぁ、時間が出来ると色々と余計なことも考えたりしますが、その時間自体が嬉しいのも事実です。


とりあえず、久々にWhite Paperもどきでも書いてみようかな?

IBM時代に染み付いた気質として、「同じ仕事を続けられることは無い」という事があります。何を言っているか?とりあえず一番大きいのは、いつでも誰にでも引き継げる状況を作ることです。私が一番よくやるのは、とにかく文書にすること。ある意味Know How集みたいなものですが、何故やることになったのか、どういう経緯があったのか、結果はどうであったか、そして自分的にどうするべきだと考えて、それがどこまで実現できたのか、何故出来なかったのかという分析です。流石に組織や状況に依存する話なので、たとえば現職でIBMやその後の勤務先での書き物が今の所属にそのまま生きるわけではないですが、同じ会社の中であれば、それなりに意味があるんじゃないかと勝手に考えて、書き続けている文書が・・・ 一体いくつあるのかな?


本当は、こういうのを保管しておけるポータルがあると良いのだけれど

個人的な文書ですが、書く以上、一応読者を想定しています。中には完全に自分のメモみたいなのもありますが、たとえば半年後、あるいは一年後に誰か他の人が同じようなことをするときに参照できる過去の失敗談や反省分みたいなカタチで活きれば良いなと思っています。

マーケティング、特にプロモーション系、それもたとえばイベントだと、3日で作って本番3日やって3時間で壊して更地に戻してしまうみたいなところがあります。そこだけ取り出すと非常に刹那的な仕事ですが、実は前後にはいろんな事が起きますし、本番だけとっても、その裏側にヤマのように「誰かに言いたい」事が巻きついていたりします。White Paperというと、とかく提言や技術的なメモみたいな捕らえ方をすることが多いので、いざ書けと言われてもしり込みする人が多いのですが、実はこういったKnow How的なモノを書き溜めて、その体裁を少し変えるだけで立派なWhite Paperになるんじゃないかと思っています。


別に、書くことが職業ではないので、儲かるわけではないですが

もちろん、職業としてのコンサルティングの方が書くものとは質も何も比較すること自体失礼だとは重々承知ですが、でも、地べたの状況をきちんと伝える、そんな文書の塊があっても良いんじゃないかと勝手に思い込んで、ひたすら文字を打ち始めています。

でも、そのうち、そんな駄文をまとめて出版させてくれる出版関係の人とか、どっかで講座を開かせてくれるような奇特な人・・・なんて居ないよな。(笑

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