C-Levelな肩書き
「CQO」? またC-Levelと呼ばれる肩書きが増えるらしいです。要は自分で名乗ってしまえばそれまでですが、シアトルの大手企業のお話。
新たな「CxO」参上、その名は「CQO」――マイクロソフト (ITmediaエンタープライズより)
QはQualityのQ。まぁ、確かにそのような職種は必要だし、既に存在する企業も一杯あると思いますが、そこにあえてCQOと名乗ってきたわけです。
ところでC-Levelってどんな役職が含まれるんだ?
IBM時代からC-Levelっていうのはよく使っていました。
「今回のセミナーは、C-Levelが対象です。」
んじゃ具体的にはどのレベルなんだ?
「えっと、それじゃ専務以上とします。」
最初からそう言えよー (笑)
笑い事ではありません。だって営業さんあてに集客のお願いのレターを書かなくちゃいけないんですから。
とりあえずCEOとかなら判るけど、他にどんなC-Levelがあるんだ?
判らない時にはWikipedia。まず日本語の方を見てみたのですが、「そもそも英語だろ?」と思いなおして、英語のWikipedia。
C-level positions are:
- Chief Executive Officer (CEO)
- Chief Ethics Officer
- Chief Administrative Officer (CAO)
- Chief Accounting Officer (CAO)
- Chief Analytics Officer (CAO)
- Chief Compliance Officer (CCO)
- Chief Operating Officer (COO)
- Chief Financial Officer (CFO)
- Chief Information Officer (CIO)
- Chief Data Officer (CDO)
- Chief Networking Officer (CNO)
- Chief Technology Officer or Chief Technical Officer (CTO)
- Chief Customer Officer (CCO)
- Chief Knowledge Officer (CKO)
- Chief Legal Officer (CLO)
- Chief Marketing Officer (CMO)
- Chief Privacy Officer (CPO)
- Chief Receptionist Officer (CRO)
- Chief Software Architect (CSA)
- Chief Scientific Officer (CSO)
- Chief Security Officer (CSO)
- Chief Visionary Officer (CVO)
- Chief Experience Officer (CXO)
Collectively these titles are sometimes known as "CxO".
CEO、COO、CTO、CFOあたりは比較的一般的に知られつつあるんでしょうけど、CMO (Chief Marketing Officer) 位になると意外と知られていないかもしれませんね。因みに日本語版のWikipediaだとCMOは最高顧客市場分析調査責任者(CMO)と記載されておりました。
「ふーん、しらんかった。そんな言い方もあるんだ。」
既にダブってるのもありますが、そのうち間の一文字にAからZまで全部使うなら、それぞれ何の略称になるんだろうかと、妙な興味が沸きます。因みに上のリストの最後の"CXO"がChief eXecutive Officerの略ってのはいかがなモノかと思ってしまいます。
さしずめ私は・・・ CSCO (Chief Strictly-Controlled Officer: 代表取り締まられ役)でしょうか?
これじゃ意味不明だし文字数も多すぎですね。失礼しましたー。