プロ集団 vs サークルメンバー 会社はどちらの方がいい?
おはようございます。
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===ほぼ毎朝エッセー===
「会社はサークルじゃないんだから!」
こんなことを言われる新人さんも多いのではないでしょうか。お金をもらっているのだから、仕事が苦行なのは当たり前であ~る。このように考えている人も多いですよね。一方「会社はプロ集団で厳格に切磋琢磨あう集団」などという表現もよく聞きます。でも、果たしてそうなのでしょうか?
以前【朝メール】で紹介したToMo(トータルモチベーション)指数でも明示されているように、「仕事が楽しい」ことは、世界的に大きな関心ごとです。構成メンバーが楽しく仕事をしていることは、企業にとってもメリットなのです。
これは個人的にも、目の前のチャレンジを大変なこととして捉えるのではなく、ゲームや遊びのようなものに変えて楽しむという姿勢が求められています。また組織としても、サークルのような仲の良さを前提として、それぞれにできることで貢献して認め合えばいいという考えにもなります。
会社での仕事は持久戦かつ全方位戦です。プロ集団のようなすぐに結果を出す厳格さよりも、また、特定業務でのプロであるよりも、長期的な安心感の中で全方位的な仕事に成果を出す方が、会社としては成功確率が高いのかもしれません。また、結果がすぐ見える仕事もありますが、そうでない仕事もあります。きっと、すぐに結果が見えない仕事に楽しさや意義を見出すのが難しいのでしょう。
仕事の楽しさからくる持続性、仕事の楽しさからくる創意工夫。このようなことを、すべての角度から実施している。ここが重要なわけです。その中に、体外的なところから来る厳格さ、製品をよりよくする執拗さ。このようなことがらがスパイスのように効いてくるわけです。
プロ集団なのかサークルなのか。意外とサークルの方がいいのかもしれませんね、会社は。「仕事が楽しい」ことが重要なわけですから。