未来はどのように創られるのか
おはようございます。
今朝は晴れ!気持ちがいいですね。
===ほぼ毎朝エッセー===
過去を振り返ると、未来がどのように創られているかの不思議さを感じます。始める前は、不安とか不明点だらけ。さらには選択肢は全方位にあります。そのなかのいくつかを選んで、深堀をしていくのです。
深堀をしてみると、その中でクラックが走る場所が見つかります。そのクラックを通じて水が通るような感じでしょうか。一度水が通ると、そこは川になる。そして川は次第に水路なります。
後から水路を振り返ったとします。とうとうと流れる水を眺めながら、まるで元々未来が見えていたかのように、「当たり前」のように語るものです。
ところが、実際に始める前は、どっちの方向にクラックが走るのかすらわからないものです。不思議なものでこの全方向へのトライをしない限り、水路は生まれません。水路の方向すらわからないというのが本音でしょう。
起業するときとか、事業を変化させるときも全くそうです。
「CACHATTOは15年間で3つ目の波に乗っています」などと私が言っていますよね。第一の波が携帯電話、第二の波がスマートフォンとタブレットでのリモートアクセス。そして。第三の波がPCを活用したテレワークインフラ。
まるで未来が見えていたようなことを偉そうに言っていますが、実際にはそれは後付け理論です。どっちの方向にクラックが走るのかがわからずに、あちらこちらと深堀したのは事実。その結果、幸運にもクラックが走り、その中に水路ができたというのが実感です。
理屈をこねているだけでは何も発生しません。仕様が先持ってわかるものでもありません。トライアル&エラーを繰り返す中で、クラックを走らせる。素性のいいクラックに水を送り込むのです。
無から有を創るときには、共通のルールがあるようなのです。
まずはとっかかりのありそうなところから深堀するしかないです。海外でのトライアルもその一貫です。CACHATTOが知られていない地域での、お客様からのフィードバックは宝の山だと実感しています。そして、その中で自分たちの実現できることをにクラックを走らせる。
未来を創る。実に楽しいことです。