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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

指差呼称のススメ

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おはようございます。

高い空の東空にかかる薄い雲がオレンジ色の朝でした。20℃ 999hPa @5.10am。

===ほぼ毎朝エッセー===

「ヨーシ!」

電車に乗るときとか、よく車掌さんが大きな声を上げて指差ししていますよね。あれは、指差呼称(ゆびさしこしょう・しさこしょう)というものです。

私は33歳のときに工場勤務を始めたときに、そのことを初めて知りました。当初はこっ恥ずかしいので、声も小さく、指も適当に動かしていたのですが、あるとき、工場の人にご指導いただきました。

「まずはだな。人差し指を立てた右手。親指は立てない。きっちりと握る!立てたらピストルだわな」

「そして、次。左手。これはきっちりと腰に当てる」

「指をさす動きは右手首を返すのではく、右上腕を肘から上げる!」

「腹の底から『ヨーシ!』と声を上げながら目標物を指す!」

やってみると、なかなか型にはまった感じで気持ちがよくできました。恥ずかしがるのではなく、飛び込んでみることの大切さはこんなところにもあります。

そして、作業前などにはチェックすべきことを指差呼称するようになりました。生産設備などでは、例えば見えないほど高速で動いている繊維にうかつに手を入れてしまったら、指などは数本吹っ飛びます。そういう場所で作業をするには、型にはめた確認が有効なのです。

その後、今はITの会社です。実はいまだに指差呼称をしています。例えば、送信前のアドレス確認。指をさして「ヨシっ」とつぶやいてから送信ボタンを押します。あるいはタクシーを降りるとき。椅子の上、足元を指差呼称して「大丈夫です」と、運転手さんに言ってからタクシーから離れます。

このように簡単ことなのですが、うっかりミスをするのが人間です。ミスをしたくないのであれば、自分での確認項目を決めて、儀式として指差呼称をするようにするといいと思うのです。例えば、サーバーの実行ボタンを押すとき。例えば、番号を確認するようなとき。

是非やってみてください。

「まずはだな。人差し指を立てた右手。親指は立てない。きっちりと握る!立てたらピストルだわな」

「そして、次。左手。これはきっちりと腰に当てる」

「指をさす動きは右手首を返すのではく、右上腕を肘から上げる!」

「腹の底から『ヨーシ!』と声を上げながら目標物を指す!」

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