「仕事が成功する人」の「心の持ち方」
おはようございます。
曇り空が続きます。26.0℃ 1005hPa @5.10am。
===ほぼ毎朝エッセー===
採用面接として、地方の人たちにはSkypeを通じて面接させてもらっています。そして、候補者には該当部署の人たちと直接話す機会を設けています。SEG (System Engineering Group)のYさんの日報には次のことが書いてありました。
===
[Good News/Appreciation Message]
Skype面接、SEGの仕事について自分の考える限りの魅力を伝えました。良い印象を持ってもらえたら嬉しいです。
===
「考える限りの魅力」。これを読んで、ひとつの仕事の原点を思い出しました。
「仕事が成功する人」というのが存在しますよね。何をやってもできる、何を頼んでも大丈夫、そういう人たちに共通しているものがあるのです。その秘密はどこにあるのでしょう?
それは、「自分のやっている仕事が魅力的である」と、思っている人たちなのなのです。こんな書き方をすると、「つまらない仕事を楽しく解釈すべき」と強要しているような誤解を生んでしまうかもしれませんが、そうではありません。
「自分のやっている仕事は、大切なのだ。魅力的なのだ。自分ならではの価値があるのだ」。どのような課題であっても、このように信じ、それに基づいて行動をすると、現実がそれに合わせて変化します。さらに、このようなオーラをまといながら仕事をする人って魅力的です。湧き出てくるような自信がある。周りにもいますよね、そういう人たち。
そうするとあら不思議。本当に大切なこと。本当に魅力的なこと。自分でしかできないような課題が次々と舞い込むようになります。結果的には、仕事が成功します。単純なことですが、事実です。ポイントはその考えと姿勢が維持できるかというところにあります。一時的ではなく、万事そう思い、そう行動するのです。
一方、現状を肯定できずに、「ここは私のいる場ではない。お金をもらうためにやっている。一時しのぎなのだ。私は本来こんな人ではない」と、現状を肯定せずに、次の「やりなおし」を考える癖がある人は、残念な結果を人生に引き込んでしまいます。あるいは「自分のやっている仕事は、大切なのだ。魅力的なのだ。自分ならではの価値があるのだ」と、「ここは私のいる場ではない。お金をもらうためにやっている。一時しのぎなのだ。私は本来こんな人ではない」とで、頻繁に行き来してしまう場合も似ています。
自分の置かれている状況を解釈するのは「心の持ち方」です。人は心の持ち方ひとつで、幸福にも不幸にもなれます。私も昨年、一日中雨の中、屋久島で登山をしました。当初はそので雨を嫌がって億劫だったのですが、途中から「心の持ち方」を変え、気にしなくなり、結果的には、通常の登山と同じ、実に楽しい登山になったという不思議な体験をしました。やはり「心の持ち方」ひとつで満足感は大きく変わるものです。
どうせだったら幸福の方がいいですよね。だったら、「心の持ち方」を工夫すればいいわけです。そして、仕事における考え方はシンプル。「自分のやっている仕事は、大切なのだ。魅力的なのだ。自分ならではの価値があるのだ」です。
何よりも職場があって、いい事業があって、チャレンジすべき課題がたくさんある。課題を解決すれば自分のプラスになっていく。このような職場があり、仕事がある。さらには、組織全体で仕事ができる集団になる。だったら、会社や仕事って、とても楽しいものですね!