「個人の都合や気分」を優先してもいいのかもしれない
おはようございます。
朝日の周りのモヤが相変わらずです。黄砂ですね。1009hPa 17.0℃ @5.15am。
===ほぼ毎朝エッセー===
Fさんの日報にありました。
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[Good News/Appreciation Message]
* 既存顧客の日本S様の担当者変更に伴い先日ご挨拶へお伺いしました。
先方からお礼のメールと共に下記メッセージを頂きましたので共有します。
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「ん、共有?なんだろう?」と、読み進めていくと。
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追伸:
普段より社長のブログも拝見させていただいており、貴社のトップの考え方にとても共感しています。会社が一丸となってまい進する状況がよく表現されとてもいいブログだと思います。
私も組織を貴社のような前向きな組織にできるよう、今更ながら組織論を学習中です。
今後とも、貴社のご発展をお祈りしています。
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読むと素直に嬉しく感じました。ありがとうございます。
ブログを書いたことがある人には共通してわかることだと思いますが、フィードバックって意外ともらえないものです。「ブログの更新もさぼってはいけないな」と思いました。従来は社内向け書いていたエッセーを毎日流用していたのですが、ブログに書くことを前提に社内用のエッセーを書くと、変な遠慮や配慮も入ったりするので、最近はブログ掲載が間引きされることも多くなっていました。
さて、いただいた文面にもあるように「会社が一丸となってまい進する」というのは、理想的なことです。ところが、この一丸となるというのが意外と難しいのです。世の中には、如何に「個人の都合や気分」が優先されて、バラバラになる組織が多いことか。
一方、e-Janを振り返ってみるとどうでしょう。
うちにおいても各メンバーの「個人の都合や気分」はあります。そして、それぞれの仕事の遂行にあたって、それらを犠牲にしてもらったり阻害しているでしょうか。よく考えると、そこは逆張りをしているようです。
e-Janでは、「個人の都合や気分」を優先して、そこから仕組みを合わせて創っていくということをしているように思えます。もちろん仕組みやルールは細分化するのではなく、裏に理屈が通ったもので汎用解を考え抜くのです。
組織やルールというのは形骸化や固定化がされやすいものです。そこをもっと柔軟なものと考えて、「個人の都合や気分」を優先して、それに合わせて組織やルールすら変えてもいい。そういうことをしているような気がします。
この根底にある考え方としては、世の中がどう変わるかわからない中、組織やルールが固定化されているものと捉える、その考え方自体が怖いと思うからです。合理的に考えて、個人と会社が最適化されるように、会社を変質させていくのです。
面白いもので、そうすると個人も変わるようです。
その変わった現象の一つがメンバー間の仲の良さではないでしょうか。なんでも女子のディズニー好きが上海までグループ遠征するプランがあるとか。「休日まで会社の人たちと?」。そう思われるでしょうが、この会社には、そういう不思議な現象がたくさんあります。
まとめると、硬い状態になってしまった組織やルールと「個人の都合や気分」の優先は、バラバラになる原因となる。一方、組織やルールに柔軟性を高く持たせることで、「個人の都合や気分」の優先との両立ができるということですね。そして皆が幸福になれる。
気付きをいただきました。ありがとうございます。