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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

Happiness Jarで1年を自己肯定できるように生きる

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おはようございます。

明けましておめでとうございます。2017年がスタートしました。4.5℃ 1005hPa @5.10am。暖かい年末年始でした。今朝の天気予報では今日は「3月並み」の暖かさと。年末までは「10月並み」でした。こんなところにも新年を感じました(笑)。


===ほぼ毎朝エッセー===

社内の皆には日々[Good News]とか[Appreciation Messages]とかを書いてもらっています。この狙いは、「日に一度」、「今日という二度と来ない日」について、「肯定的」に考える習慣です。世の中には、この手のことを考えるのが苦手な人もいます。[Good News]とか[Appreciation Messages]とかを書いてもらうことをルールにしたとき、「これを考えるのに30分かかります~」という言葉を数人の人から聞きました。

昨年のあるTMC (Ten Mintues Conversation: 10分面接)で、ここまでのことを入社1年経ったアメリカ人のMさんにお話ししていました。すると彼女、突然聞いてきました。「史郎さん、Happiness Jarってご存じですか?」と。「ん、Happiness Jar? 知らないなぁ。どんなもの?」と聞き返しました。彼女は説明を始めてくれました。

まずは大きなJarを用意するそうです。ガラス製でも何でもいいのでしょうが、ものを入れられる器ですね。そして蓋ができるのが理想でしょう。そして、メモ帳を用意します。毎日、寝る前に、その日にあった「Happyなこと」を日付とともにメモに一言書いて、Jarに投入するのだそうです。読むのは自分なので、自分に正直なことを、日記代わりにつけるのだと言います。

年末、Happiness Jarから1年分のメモ用紙を取り出して、その1年を見直すのだそうです。ジャンルごとに分けてみたり、日付ごとに分けてみたりするのだそうです。すると、旧来からの知人と思うほどの人が、実は最近知り合った人だったことが分かったり、その時に自分が何を考えていたのかが分かったり、自分でも驚くほどのことがわかるそうです。

Happiness Jar。1年を振り返るのにいい習慣かもしれませんね。

1年が始まると何か大きなことができる気がするものですが、コツコツと毎日の良かったことを貯めておくと、とかく「アッという間だった」と思いがちな1年をじっくりと思い出せるいい場になると思いました。

そして、彼女の年末のDR (Daily report: 日報) にありました。

>→今年も以前お話ししたHappiness Jarを開けて、一年のGood Eventsも振り返ります。

やはりよさそうです。Happiness Jar、日記代わりにつけてもいいかもしれません。毎年、1年間を自己肯定できるように生きるためのいい励みになると思います。

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