「来年こそは!」をやめませんか?
おはようございます。
今朝の冷え込みは少し穏やかです。
===ほぼ毎朝エッセー===
Tさんの日報を読んでいてはっとしました。
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[Good News/Appreciation Message]
今日のお昼にMさんと話していて、もうすぐ新しい年なので「最近反省していること、しなきゃと思っていることはないか?」という話をしました。
Mさんの反省を聞いて、「じゃあ来年からがんばらなきゃね」と声をかけたら、「なんで来年ですか?今日からでしょ」と言われました。一緒に話していたIさんと顔を見合わせてしまいました。
年末になると「来年の目標」など考えがちです。もちろん来年の目標もいいですが、思いついたその日にすぐ動くのが一番ですよね。Mさんの姿勢を見習おうと思います。
※ちなみにMさんは台湾人プログラマーです。
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「来年こそは!」という新年への誓いが様々な失敗の原因なのではないかと。
この年末感、日本独特のものではないでしょうか。クリスマスに大掃除に里帰りにお正月に年賀状やお年玉。そもそも短い年末年始の冬休み。そこにやたらといろいろ詰め込んでしまい、それに照準を合わせて心がわさわさと忙しなくなっている。
ゆえに、取り急ぎ目の前このバタバタを片付けて、新年に心機一転、新しいことをやる誓いを立よう。そこで「来年こそは!」という言葉が出てくるわけです。
年初めに社内ではそれぞれのメンバーに2016年の抱負を述べてもらっています。
この習慣もある意味、「来年こそは!」を増長しているわけでしょうか。来年は違うやり方をしましょうか?それとも一種のゲームとして続けましょうか?
でも、年初の抱負を実際に記録をとってあります。ざっと読むと、人が先のことを見通す力がいかに弱いか、そのことが痛感されますね。