肉体年齢と精神年齢
おはようございます。
13℃1014hPa@5.20am、お天気は下り坂と。今週は寒くなるようです。
===ほぼ毎朝エッセー===
検証のアルバイトをしてくれている大学3年生の女性からのGood Newsを読みました。
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[Good News/ Special Thanks to]
今日で21歳の誕生日を迎えました。なんだか精神年齢と実年齢が一致しない感じがして、不思議な気持ちです...(笑)今年は就活や卒研などがあるので、頑張っていきたいと思います。祝ってくださったOさん、ありがとうございます!
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これを読んでいて浮かんできたのが、肉体年齢と精神年齢という言葉です。
肉体年齢は実年齢と一緒に上がっていきます。遅かれ早かれ、それは見える形で表れてきます。一方、精神年齢は概念的なものなのでしょう。誰も実態がわからないという性質があると思います。
ある人が5歳も年上だったら、その人はだいぶ年上に感じるものです。一方、5歳年下の人だったら、それほど遠くなく感じます。これが10歳でも20歳でも同じです。年上の人は、人生経験を沢山積んでいてかなり上に見えるのです。逆に下の人のことは手に取るようにわかる気がします。つまり年上の人は理解しづらく、年下の人は理解しやすいと感じます。
このバイアスは面白いです。何故だか考えたことはありますか?
3年先や5年間先が容易に想像できますか? 一方、体験してしまったことは、記憶に残っていて、それこそ「あっという間だったね」と、なります。そう、人は未来がわからないと感じる分、時間が長く感じる現象があるのです。
実年齢に当てはめてみると、年上の人が精神的にだいぶ上に見えるものなのです。ゆえに、「きっとあれくらいの年齢だといろいろわかっているんだろうな」と、その人の「精神年齢」を勝手に推測してしまって、「そういうもの」と思うようです。
そして、実際にその人の年齢に達したときに、精神的にあまり変わっていない自分に気が付き、ここで「精神年齢と実年齢が一致しない感じ」となるのです。実体験を重ねていく中で、相も変わらず未完成な自分がいる。それとどう付き合っていくか。これ自体が人生のテーマなのかもしれませんね。