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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「舛添」という漢字にまさかそんな意味があったとは...

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おはようございます。

今朝は家から朝メにて失礼します。

===ほぼ毎朝エッセー===

社内で中国語を教えてくれている上海人のS先生の日報から:

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最近、東京都知事の舛添氏に関するニュースがとても多いですね。中国の友達とこのことについて話したら、名前がよくないという結論がでました。

中国語には「命途多舛」という四字熟語があります。意味は「色々な不運があり、不幸な人生」です。特に"舛"は「不運、不幸」という意味です。そして、"舛"に更に"添える"、どんだけ悲惨な人生ですか!

うまくいけるわけがないです!――これはただのジョークです。政治家にもうこれ以上不祥事がないように祈るばかりです。

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先ほど辞任すると発表した舛添都知事、なんとも矮小な話題でずいぶんと大げさなことになってしまっていて、聞いていてもの悲しい事件でした。

日本で苗字に使われることが多い「舛」にまさかそんな意味があったとは、ですね。ちなみに「舛」をGoogleで中国語に翻訳してみると「鳟鱼」と。魚のマスなのでしょう。

マスという言葉は日本語のようで、そこにいろいろと当て字がついていったのだそう。『「升」、「枡」、「舛」、「桝」はどのように使い分ければ良いのか』という「Yahoo知恵袋」での質問と答えもあるようです。

社内語学レッスンで自分も中国語を学ぶようになりました。かなり多くの日本語が中国から伝わっていることを再認識しています。一方、意味や使い方が分化したあとの時間でそれぞれの文化で独自に変化していることにも驚いています。漢字がわかるからと言って、意味が正確に伝わるものではないようです。

それにしても、S先生の日本語は上手ですね!「どんだけ~!」って。

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