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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

社内で「史郎さん」と呼んでくれているわけ

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おはようございます。

今回のシンガポールは日差しが強く真夏の暑さです。珍しく青空も出ています。


===ほぼ毎朝エッセー===

社内での日本語レッスンの先生、Wさんの日報にありました。

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Good news
私が教えている社員の方々はみなさん一様に社長の坂本さんのことを史郎さんと呼んでいます。社員から慕われていることがよくわかりました。
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なぜそうなったのかちょっと考えてみました。

小学校低学年、ジュネーブにいた子供の頃、フランス語で「シホー」(Shiroのフランス語の"r"読み)と呼ばれていた記憶があります。そのあと、日本に帰国した小学校3年生以降は「坂本くん」でした。子供のころからなぜだか「あだ名」がつかなく、若干寂しい思いをしていた記憶もあります。

日本には中学1年生の途中までいたのですが、そこでの同級生にもう一人「坂本」がいたので同級生たちからは「シロー」と呼ばれていました。その後、ロンドンに行ったときには、基本的には「Shiro」でした。古い世代のイギリス人から「シャイロー」と呼ばれることがあるのにちょっと辟易しましたが(笑)。

高校で日本に戻ったときには「坂本」に戻りました。大学では機械工学科には150人もいて、それが名簿順に席が配置される授業があり、坂本が3人も集まったので、再び「シロー」に。そのまま社会人の遊び仲間の中で「シロー」が定着しました。

東レ時代は「坂本」でしたが、遊び仲間の中では「シロー」。MBAを取りに行ったときには、学校内ではShiro、あるいは日本人同級生からは「シロー」とか「史郎さん」とかで呼ばれていました。

e-Janを始めたときの創業メンバーは、その社会人になったころの遊び仲間が一人、MBAのときの同級生が一人、さらに直後に参加した社会人になってからの遊び友達Gさんもいほぼ最初の頃から参加したので、社内ではごく自然に「シロー」でした。

そのままe-Janでは「シロー」あるいは「史郎さん」が定着したのが理由です。特に社員から慕われているからだとは思いません(汗)。ちなみに、一部にはなかなかそう呼べない人もいるようです。これは、慕われていないからではなく、単なる慣れの問題として考えています(笑)。でも外国人社員たちからは「Shiro」とか「Shiro-san」ですし、インド人のKさんも長いこと「シロさん」ですし。

なお、自分は個人的には役職とかで呼びかけるような文化が嫌いなので、「『社長』とかって、絶対に呼んでもらいたくない」と社内の人たちにはお願いしています。

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