「億劫だな」...「エイッ!」から未来が生まれる
おはようございます。
雨の朝です。18℃ 1001hPa@5am。
===ほぼ毎朝エッセー===
「億劫だな...」
そう思って何もやらない。テレビを見たり、録画されていたビデオを見たり。あるいはゲームをしたり。そこに罪悪感を覚えて自己嫌悪になってしまう。こんなことってありますよね。
でも、それはきっと「休みなさい」という体のサインなのだと思います。毎日8時間以上、5日間も目いっぱい働いたら、そりゃ体も休みたくなります。何もやらない日、というのを決めて、ダラダラ過ごすのも大切なものです。そういう日をうまく混ぜ込んで、集中するときには良質な集中をすればいいのです。
「億劫だな...」
一方、同じ思いでも、変わろうとするときに出るこの言葉や思いは危険です。
- 個人的なことでは、1年の半分を海外で過ごす必要があったらだいぶ億劫に感じます。
- 事業としては、日本から出ていくことの難易度を考えたらだいぶ億劫に感じます。
- あるいは、勉強についても、趣味についても、一歩踏み出すのが億宇に感じます。
誰でも同じ生活パターンを続けたい。同じ得意な分野のことにとどまっていたい。億劫に思うきっかけには、細かい「言い訳」が存在するのが特徴です。体力や気力や時間がないから?恥ずかしいから、あるいは能力がないから?その「言い訳」を理由に動き出さないのです。
ところが、人生の記憶に残ることって、この億劫を超えたことばかりなのですよね。
- 大学受験の浪人で予備校試験が全滅した後、億劫だけど「エイッ!」と単科を受講した。
- 大学では未経験だったバンドにベースを一本もって「エイッ!」と始めてみた。
- 会社内にできたMBA派遣制度に億劫だけど「エイッ!」と応募してみた。
- アメリカの全州を車で訪ねる旅の出発が億劫だったけど「エイッ!」と出発した。
- 東レにベンチャー制度ができたと聞いて「エイッ!」とビジネスプランを出してみた。
- 事業にならないB2Cサービスを2年近くやって「エイッ!」とB2Bに変更した。
- 携帯分野で成功していたけど「エイッ!」とスマホの先駆者になった。
- 国内にとどまらず「エイッ!」っと海外の市場でもチャレンジする。
- スマート端末分野で成功したいたけど「エイッ!」とパソコン分野に進出した。
- 海外で聞く辛い情報に「エイッ!」と機能改善したら国内市場強化材料になった。
身近な日々でもそうです。
「億劫だな。史郎さんが勝手にやっていればいいんだよね。自分は業務が忙しいし」
例えば、今日のバージニア大学の学生が会社に集まるイベント、そんな思いが先に出ているのではないでしょうか。そこにちょっと一息、「エイッ!」を勢いを加えて参加してみる。
すると、英語に触れる機会ができる、新しい考え方に触れることができる。そこから様々なきっかけが生まれて、あれよあれよと別な人生が展開していきます。未来は「エイッ!」の一息から生まれるのかもしれません。
「エイッ!」の一息、忘れていませんか?仕事での「エイッ!」の一息、大歓迎です。