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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「苦し紛れは発明の母」これが第三の効果です

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===ほぼ毎朝エッセー===

□□グローバルビジネスグループの3つの効果

昨年10月にグローバルビジネスグループ(GBG)というグループを立ち上げました。海外での活動を開始した理由は、当初、日系企業の海外利用をしっかりサポートするためでした。

しかし、実際に活動を進めていくと、二番目の効果として、それなりに各市場でのローカル企業での採用可能性が見いだせてきていること、三番目の効果として、次のことを体験しています。

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日本でそれなりに成功して、大手企業や官公庁に採用が進む。これはこれで、なかなか大変なことです。一朝一夕にできることではないというのは、CACHATTO自らが証明しています。

ところが、その大手企業や官公庁のニーズを製品やサービスに反映すればするほど、大局的にはガラパゴス化が進みます。日本企業独自の、厳しい要望を満たすだけでは、いずれは世界的には足腰の弱いものになってしまうのは日本企業の常です。

お客様ニーズを判断基準に、自分たちのサービスを創り込むということが文化レベルにまで染みついている当社の、これが中長期的には、大きな弱点になる可能性すらあります。

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実際にGBGメンバーが海外に出向いて、多数のポテンシャル顧客と話し合いをしながらいる中、徐々に見えてきていることがあります。今のものがそのままでは、別マーケットになかなかすんなりとは受け入れてもらえないのです。

違うニーズ、違う意見、目の前の苦しさは、あがいて考えていると、必ずいいヒントに巡り合うものです。苦し紛れに思いついたことが意外と大きな答えへと結びつくものです。

その結果、今のCACHATTOの要素部品やコンセプトを使いながら、別なソリューションとしての見せ方をするヒントが出てきています。これであれば、アジア各国でも売れそうだ、という実感すら湧いてきています。

そして、気がついたのですが、この新コンセプトであれば、日本に逆輸入して、日本の顧客への新たな足腰の強い提案として展開できそうです。

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「苦し紛れは発明の母」。これが第三の効果です。

苦しくなければ、人や組織は、すぐに天動説的な考えになって、当たり前の答えしか出さなくなるものです。あえて変質しないことを選んでしまいます。

ところが、あえて国外に出てチャレンジして、他流試合をする。このことによって、苦しい場面に遭遇する。苦し紛れにアイディアを出す。そのアイディアを熟成して、製品開発に反映するのです。

このことは、必ず中長期的な、自分たちの糧になっていくでしょう。今、この段階で、このチャレンジをさせてもらえるだけの事業内容で、市場にいさせてもらっていることに感謝です。

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