「こだわる」けど「こだわりが変化する」を容認できる能力
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おはようございます。
曇り空、今にも雨が降りそうです。5月最終日。
===ほぼ毎朝エッセー===
昨日のエッセー「こだわっている人って未熟者に見える?」に対するHさんの日報コメント、引用させてもらいます。
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[Good News/Appreciation Message]
・今日のエッセーを読んで、「プロフェッショナル」という番組での白鵬関の言葉を思い出しました。白鵬にとってのプロフェッショナルとは「型をもち型にこだわらない」ということだと言っていました。自分を確立することは大切なのでしょうが、固執してはいけないということですね。
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「型をもち型にこだわらない」
なるほど。さすが白鵬関ですね。
型をもつためには徹底的に追及をする。その過程では大いに「こだわる」のでしょう。そしてようやく手に入れることができる自分の型。ところがそこにはもう「こだわらない」。
難しいのはどこまでこだわって、どこでこだわりを捨てるのか。ちょっと考えたのですが、きっとこういうことではないでしょうか。
習得するまでは徹底的にこだわる。でも習得できたら、次なるこだわりを探しだす。
習得できたもの自体はすでに過去、過去にこだわってはいけない。特に危ないのが成功体験へのこだわり。どれだけの人や会社がこのこだわりでダメになっているか。
つまり、こだわり自体が成長を続けなければいけない、進化するようにしなければいけない、そういうことなのでしょう。
「変化するこだわりを容認するということ」。あるいは、「こだわりが変化することを許容できること」。ん、諸行無常!? 仏教か!!
もしかしてこれが謙虚ということの意味なのかも知れません。
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