ビジネスとは何か、シンプルに考えてみよう
おはようございます。
16.5℃@4.30am。早朝は涼しいですが昨日昼間は30℃...。
===ほぼ毎朝エッセー===
「自分ができないことをお金で買う」
「自分がやりたくないことをお金を出してやってもらう」
お金を使う立場の人はこういう気持ちでしょう。一方、モノやサービスを売る側はこういう考えでしょうか。
「自分にしかできないことを売る」
「人のやりたがらないことをして売る」
これを個人から企業規模までに拡大しながら売買するのがビジネスです。
個人の能力として、人ができないことをやれる能力があります。トップアスリートとか、作家とか。また、企業の能力として、他社ができないことをやれる能力があります。社内天才の活用とか、人海戦術とか。
個人の能力とは言え、今や一人でやるというよりは、マネージャーやプロデューサーなどの企画力によって活躍の範囲が変わってきます。企業の能力も、そこに属している人材の活用なのか、人海の活用なのか、組織を運営する企画力によって大きく差が出てきます。
組織を運営する企画力とは、「天才を集めればいい企業になる」という誤解に陥らいないことです。天才、あるいは自称天才が集まると、お互いに喧嘩をしてバラバラになります。
大切なことは、皆が共有できるビジョンを打ち出して、ユニークなアイディアをきっちりとフォローして現実化して、働きやすい環境を実現にて、メンバーそれぞれの自己実現に結びつくような仕組みを設ける、そういった実践に結び付ける人たちの存在そのものが企画力なのです。
ゆえに企業ビジネスとは、如何に「多様な人が集まって非凡なことを成し遂げる」のか、ということに焦点が絞れます。非凡なことは、時間の積み重ねによって、有形無形の資産となって現れます。
その資産を活用しながら、次のより非凡なことを如何に実現するのか、そういうことを考えることが、ビジネスを継続するということです。
その非凡なことは社会の役に立つ必要があります。社会の役に立つことが認められるから継続的に存在することが許される。つまり、継続的に知恵を絞って、社会の役に立つものを、手持ちの資産から生み出し続けることが、ビジネスそのものの概念だということです。
シンプルにそのように考えています。
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先週金曜日の歓送迎会+EXPO打ち上げ会の写真です!