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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

シンガポールの日系企業でのマナーがいいと思ったこと

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おはようございます。

今朝はシンガポールから羽田行きの飛行機を待っている間の朝メール作業です。今日の15:35羽田到着予定。17:15からのレクチャーに間に合うよう!

===ほぼ毎朝エッセー===

今回の出張ではオーストラリア人のTと一緒に何社かの日系企業にも回りました。

そこで、今回特徴的に面白いと思ったのが、例えば日本人3人とT一人、というような組み合わせになっても、会議やら懇親会やらがちゃんと英語で終始したこと。今回はどの場でも、途中から日本語交じりになって崩れるようなことになりませんでした。

一人でも日本語が若干苦手な人がいれば、マナーとしてすべてを英語で通す。外国の企業では当たり前のようにやってくれていることが、日系企業でも浸透していることが印象的でした。

四半世紀前、よくヨーロッパのデュポンに出張に行っていた頃、現地語の人たちがフランス語やドイツ語で話し始めると"Don't talk funny!"と揶揄されて英語に戻されていて、そのことが面白いし、英語を誰もが共通言語として使っていることに印象深かったのですが、シンガポールの多国籍文化が日系企業にもこういう習慣を浸透させてくれているようです。

e-Janでも、だいぶこれが浸透してきていますが、まだ人によっては無理やり日本語に誘導してしまうケースも散見されます。もしかして、国際人だとか、国際的な企業だとかいうのは、ここが分かれ目なのではないかと、そう思った次第でした。

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