「急がないけど重要なこと」をないがしろにしない簡単な方法
おはようございます。
昨晩は一瞬雨が降っていましたが今朝は無事に晴れ。
早朝は少し寒さすら感じました。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□急がないけど重要なこと
様々な場で言われている4つの事象。
1) 急ぐし重要なこと
2) 急ぐけどあまり重要ではないこと
3) あまり急がないけど重要なこと
4) あまり急がないしあまり重要でないこと
仕事では誰でも1)から手を付けますよね。そこは間違いない。でも次に手を付けるのが2)の「急ぐけどあまり重要ではないこと」。そして、3)「あまり急がないけど重要なこと」をないがしろにしてしまうのです。何を重要と捉えるかは、時間のスパンの長さに大いに左右されます。
短時間で考えれば2)から手をつけるのが正解だけど、少し長いスパンで考えれば3)をやらないわけにいかない。スパンは長さとしては3年くらいがいいと思います。石の上にも3年ですから、3年かければかなりの理想形に近づくことができる。だから3年後にありたい自分にとって、何が大切かを考えて3)の内容を決めるといいようです。
自分の場合で考えてみたら次のことでしょう。
・体調管理
・運動
・社会の勉強
・語学の勉強
・楽器の勉強
・絵を描くこと
・理想組織のアイディア創りと実施
・人間関係の充実
・ギャジェット類の行く末の思索
・片付け
・経営数字の整理
・・・
あまり普段から「やろうと思っても」できないこと。そしてついつい先送りにして数週間後に「あ、やらねば」と思いだすことばかりです。こういうときに、便利なのは定期的なスケジュール。つまり、ちょっと強制力を持った習慣にすること。
たとえば【朝メール】は週日の朝の決めごとだし、日曜日のピラティスはスケジュールにあるもの。水曜日のヨガも会社で用意してくれているし、語学の勉強も毎週2回やってくる。ちょっと強制的に「させられる」感を持たせるのがコツでしょうか。
そうなると、本を読むこと、音楽や絵に時間をかけること、その他もろもろ、やり残していることも何とかしたいです。そう。「この日のこの時間は○×をする」と、決めごとにしてしまうと、「あ、忘れた」とか「億劫だなぁ」という気持ちに打ち勝つことができて、3)から入れます。習いごともその効果が高いのでしょうね。人はそんなに強くない。
そして3)から入ると不思議と2)やさらに1)が減ることが観察されます。これは着実にそうで、目の前のことに振り回されることから脱却するコツが3)の習慣化です。実に見事に消えていくもの。そして余裕の出た時間は、自分のより好きな3)に使えるようになる。まさにいい上昇スパイラル。
この状態に組織で至ることができることが自分としても理想とすることですが、これを組織で実現するのが、自分の人生をかけた大きなチャレンジだと定義しています。