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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

グループ間のいがみ合いを無くすための新課題設定方法

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おはようございます。

今朝も快晴。昨日の気温は高かったですが、抜けるような青い空とそれほど高くない湿度です。フィリピン人の英語先生曰く:

「まるでマニラの夏のようだ!」

===ほぼ毎朝エッセー===

人類共通で陥るワナがあります。

それは:
・近いもの同士でグルーピングをして、
・違いをもつものたちを別なグループとして扱い、
・グループ間で互いのステレオタイプを造り上げ、
・そのステレオタイプの助けで仮想敵を想定し、
・そしていがみ合い、
・被害を受けたら慰め合い、
・結束した感が高まる。

どの団体を見てみても同じパターンです。

例えば:
・国同士
・地域同士
・会社同士
・政治団体同士
・官公庁同士
・大学同士
・組織同士
・クラス同士
・研究室同士
・学閥同士
・学校同士
・売る側と買う側
・サービス提供側とサービスを受ける側
・親戚同士
・家族同士
・男子女子
・同性愛異性愛
・・・

見事にこのカテゴリーにハマります。

そして、面白いことに似た者同士ほどいがみ合う。圧倒的な差がある場合は保護と被保護、あるいは無視する対象になります。

例えば:
・親戚に生まれた子供
・家庭にやってきた子猫
・町中で言葉に困っている外国人
・ホームレス
・酔っ払い (--;)

・・・

つまりこういうことです。

いがみ合いには、そこに共通して保護すべき対象、それを見つければ、お互いに協力しあうような形にできるわけです。

例えば、会社全体で仕上げている製品やサービスというものは、個々の社員や組織からすれば、「保護すべき対象」を見つけたのと同じになる。

つまり共通の目標というのは、高いものを設置するのではなく、親戚に生まれた赤ん坊のような目標とする、という方法がありあそうです。それに成功すれば、細かいグルーピングによるいがみ合いという、レベルの低い要素は消えていくわけです。

このように、目標を共通の保護すべきものとして位置づけると面白そうです。

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