「いい懐古癖」と「悪い懐古癖」の違い
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おはようございます。
うす曇りの空。湿度高め。昼間は蝉が活発に。ちなみに蝉は早朝は鳴らないようです。
===ほぼ毎朝エッセー===
懐古癖というと一般に「またか」と嫌がられるような、何故だかネガティブなイメージが付きまといます。でもあながち悪いことだらけではないのかとも思っています。少し考えてみましょう。
ネガティブなイメージを持つのは、現状を受け入れることができずに、過去の自分を思い出しながら懐かしむ、それをうらやましいと思う。結局その懐古からは進歩が出てきません。
一方、少し前の状況と今とを比較して、今の幸運さを味わう、そういうことで元気が出る懐古癖もあるはずです。そういった懐古癖は大いにウェルカムです。成長につながる、感謝につながる。
でも違いは何でしょう?
いい懐古癖には現状の徹底的な肯定があるのだと思います。過去と比較して現状の、何でもいいのでいいことを捉える、あるいは都合のいい解釈でもいいです。自己肯定ができる限り、成長の実感や周りへの感謝が湧いてきます。一方、現状を否定することに基づいた懐古癖は良くないです。まさに昔を懐かしがる、うらやましがる状況。そこからはいいことが生まれづらいです。
いい懐古癖とは現状肯定に基づいたもの。
悪い懐古癖とは現状否定に基づいたもの。
そういう違いがあるようです。
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