「できないこと」がわかると「できること」が残る
おはようございます。
気持ちのいい日が続きましたがお天気下り坂とのこと。心なしか肌寒いです。
ここのところ、社外向けのエッセーにまで時間が回らずに、ブログを出しそびれることが多く恐縮しています。再訪問ありがとうございます。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□「できないこと」がわかると「できること」が残る
英会話N先生の日報のコメントから引用しましょう。
以下引用==>
SPECIAL NOTE:
Yesterday at the cultural meeting that I usually go to on Thursdays, I was reminded of a couple of very powerful and important points. The first one is that we should find out what our individual goals are. It helps motivate us, keeps us going forward in life and it gives us a sense of meaning to our existence. The second point is that most people are scared, worried or lack the confidence to pursue their goals. Or they put it aside and don't try to reach it.
But what really helps to pursue our goals is to TELL PEOPLE about what it is that we want to achieve. Just by telling other people your goals, you will remind yourself and also, you will feel a sort of "obligation" or "expectation" that will motivate you to do it, and to show proof of your achievements.
<==以上引用終わり
つまり簡単に言うと、ゴールを明確化すること、そしてそれを周りに宣言して自分にコミットさせること。その重要性について気が付かされたということです。
そしてそこに自分のコメントを書いたのですが、出てきたのがつぎのようなこと。
⇒It reminded me of days in 16 years ago, when I was making up a decision to quit the company I worked for and start a venture company. The problem was that I knew what I did not like to do, but I didn't know what I really wanted to do. Regardless of unclearness, I pursued towards the direction, and gradually learned what I had in my mind. So we sometimes have to move forward.
簡単に言うと、16年前の起業前、それまでの通りにやってはいけないという思いがありながらゴールは不明瞭なままにスタートしていた実態。そしてやるなかでゴールが定まってきたという体験をしたこと。
では、今の自分のゴールはいつ頃定まってきたのか?
多分これは8年前くらいではないかと思います。10年前に朝メールを書き始めてから2年経ったくらいでしょうか。会社を始めたのが2000年ですから、始めて6年も経って気が付いたことになります。
「組織の理想形を追求しそのレシピをみつける」
「理想組織は帰結的にいいビジネスを創る、このことを証明する」
「生涯かけてスタートアップから世界の優良組織体への道筋を創る」
「100年・200年かかってでもいい」
このようなことへと定まってきたのです。
カッコいいことを言っているのではありません。
無様な失敗を多数体験して、ものごとが思い通りにいかないことを痛感して、その結果、それしか残っていなかったからそう思うようになったのかも知れません。
だけど、踏み出さなければ自分の「できること」と「できないこと」の見分けがつかずにいたままだったと思うのです。「できないこと」は、やってみて初めてわかる。累々と山積した「できないこと」の隙間に「できること」がある。その「できること」に集中するのがその人のゴールなのではないか。
つまり、やってみなければ分からないのです。
やってみて、続けてみる。その中で、まるで言い逃れをするように開拓する部分、それが自分の「できること」になっていく。その残った「できること」が、自分のゴールへのヒントへとつながる。ポイントは、チャレンジの場をころころと変えない、同じ領域で「できること」が見つかるまでチャレンジし続けること。
そんなところでしょうか。
ゴールなどはその成長の段階で徐々に変質していくものなのでしょう。もしかしたら先日のカンブリア宮殿であった「やってみなはれ」は、これかも知れませんよ!
入社半年の若手、Oさんの日報から引用しましょう。
以下引用==>
昨日久々にカンブリア宮殿を見ました。
サントリーの精神は「やってみなはれ」だそうです。
チャレンジ精神を忘れないよう
何事も頑張りたいと思いました。
<==以上引用終わり
チャレンジを「継続」することです。