時間のかかることにはサッサと手を付けておく
おはようございます。
早朝は晴れ空。マフラーは鞄に入ったまま取り出さずとも大丈夫。冷え込みは少し緩んできています。
===ほぼ毎朝エッセー===
一昨日の日曜日夜、久々にビッグバンドの練習に参加しました。実は昨年の夏から、仕事と自宅の引っ越しなど様々なことが重なり、また、自分としてはジャズを理屈から勉強したかったので、ビッグバンドはしばしお休みにさせてもらい、ベースの個人レッスンを受ける形にしていました。
そこに昨年末、今のベーシストが別件で1月19日の練習に出られないとのことで、トラ(代理)での参加を依頼されていました。課題曲はSpainとThe Way We WereとThe Sauceとのこと。安請け合いしたのですが、正直なところは、その後「練習をしなければいけない」というプレッシャーに苛まされました。
実はこの年末年始、会社の活動もかなり活発化し、さらにはプライベートでも妻と自分の両家族の親に様々なトラブルがあり、思ったような練習ができる心理状況にはありませんでした。一方、課題となる部分があるのはわかっていました。Spainという曲の速弾き部分です。その時のままではどうも指が自由に動かないのです。
楽器練習というのは面白いものです。最初は難しいフレーズでもじっくりと何度も何度も繰り返していると必ずできるようになるものです。ただし、そこには時間がかかります。シナプスがつながるのを根気よく待つ必要があります。一朝一夕ではできないのです。
1月19日には練習がある。自分は初参加で足を引っ張らない程度に演奏できる必要がある。自由になる時間は少ない。課題はある。課題克服には時間がかかる。こういった状況です。
そこでプライオリティ付けをしました。
そう。時間のかかることに早々に取り組んだのです。ベースに触ることができる週1-2回の機会に復習する。練習時間は足りません。それでもできるようになると信じる。練習を続ける。そして迎えた練習日。皆の足を引っ張らない程度には演奏できたと思いました。ほっ。
そこでやはり認識した事実。
「時間がかかる地道な作業はある。まずはそこから手を付けるべきだ」と。
物事には共通したアプローチ方法があるようです。