五月病の原因がゴールデンウィークにある理由
おはようございます。
雨の朝。今日はガッツリ降る系のようです。
お昼は雨の日でも傘を差さないですむ隣の中華か。
今朝は新卒のOさんのDR (Daily Report:日報) にあった文面から。
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以下引用==>
- 入社1か月でもう9連休取ってしまったら、
せっかく形作られてきた生活のリズムが崩れてしまうと思い、
あえて有給を取らずにゴールデンウィークを迎えましたが、
3連休を過ごしただけでもう崩れかけてしまい、
今日の出社には期待以上の意義、効果がありました。
この2日間の分は、リズムが固まってきたら利用させて頂こうと思います。<==以上引用終わり
Oさんの予感は正しいと思います。
社会人生活が始まる。住む場所が変わる。通勤という体験をする。
学生時代とは違って朝から晩まで時間の束縛が多い。
さらには仕事の内容もチャレンジング。
目いっぱい頑張っているところに、ふとやってくるゴールデンウィーク。
間の休みを取れば9連休。
ここでリズムを崩してしまうことが5月病の一つの原因になる。
そう、仕事をきっちり進めるにはリズムがとても大切だからです。
リズムを作ることができるのは能力の一つだと思います。
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自分が中学生の頃、「およげたい焼き君」という曲が流行りました。
その歌詞に「毎日毎日~♪」と、サラリーマン生活を揶揄した部分があります。
自分の中では潜在意識に「ルーチンワークは良くないことなのだ」と入りました。
その後、創造性を追求する生き方をしてみました。
柔軟性をもち、毎日違うことをやることがいいのだ。
毎日なるべく違う時間に行動する。毎日なるべく違うルートで行ってみる。
ルーチン化に陥っていないことが創造性なのだと信じて生きていました。
それが大きな勘違いだったことに気づいたのは40歳を過ぎてからです。
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やってみてわかったのですが、創造的な作業とは次の手順で起きるようです。
・まずはルーチンワークで目を覚ます。
・手を動かす、運動をする。何でもいいのです。
・すると脳が徐々に活性化してくる。
・活性化してきた脳は創造性が高いことが得意。
・その活性化状態で少しずつ創造性を積む。
これが本当の創造性のようです。ルーチン化ではなく、リズムを作る。
リズムを振り子のように利用して、より高い創造性への足がかりにする。
このことが分かって以来、朝の活動を意識して定着させました。
ルーチンに落とし込めること落とし込む。考えずにスタートできることが重要。
その中で頭が回ってくる。そして創造性の高いことを時間制限付きで工夫してみる。
こんなパターンをやってみたのですね。
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新卒の皆さんには私のような失敗をしないで欲しいと思います。
生活のリズムを正しく身に付ける。
その中で、日々、自分の能力を活性化状態に持っていく方法やパターンを見つける。
そして、活性化した状態の中で少しずつ創造性の高いことを積み上げていく。
そんなプロになることをアドバイスしたいと思います。
リズムを意識して創って守れば五月病は発病しないでしょう。