ボタン派かタッチ派か、「らくらくホン」と「スマホ」に二極分化する
おはようございます。
雨上がりの夜明け前。独特な静けさを感じます。
今日はバンド練習の日。ベースをおもりに駅までの35分ウォーキング!
今朝は、ボタン派かタッチ派かの議論を。
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スマートフォンが大いに販売台数を伸ばしています。使いやすいか否かは別として、スタイルになっているからとでもいうのでしょうか。それを改めて認識したのは、昨日の社内メンバーからのDR(Dairly Report 日報)からでした。
週末、実家に帰ったのですが、両親だけでなく、
友達もスマホに対して、
タッチパネルに憧れているだけで、
関心が薄かったです。。。
この「タッチパネルに憧れているだけで、関心が薄かったです。。。」が大きなヒントでした。そう、どうやら、タッチパネルで人差し指で画面を触っているスタイル、そこに憧れを持っている人たちがいるのです。スマートフォンではなく、ですね。また、実際にはボタンより使いづらいという感覚も得る人が多いようです。
一方、厳然とスマホを受け入れない層もかなりの割合で存在しています。昨日もひょんなことから病院の待合室にいました。そこでのおじさんとおばさんの会話です。
「いや、この電話ね、いいよー。歩数測れちゃうんだから。
俺なんかね。3月からの歩数が全部入っているよ。ほら。」
「あらぁ、私も同じ機種じゃない。これでなんとかメールしてますよ。」
と、お互いに見せ合うケータイが「らくらくホン」なのです。明らかに受け入れられていて、さらに教えあう現象も起きています。
両親には「らくらくホン」を選んだ途端に、母からデコメメールはよく来るようになるし、父もメールはROM(read only member)ですが外でも機動的に読むようになりました。万歩計も重宝しているようです。シンプルなボタン操作できっちりとやりたいことができるユニバーサルデザインは優れています。
「らくらくホン」は累計2000万台を売れたとも言います。シンプルなモデル構成で台数が多く出る。きっと、モデル単体ではiPhone並みの抜群の収益性をもたらしているのではないでしょうか。ちなみに「らくらくホン」って、ドコモさんの商標ですが、いいネーミングですね。一般名詞化しています。
噂では機械操作が苦手な人は40代でも「らくらくホン」を選ぶ傾向が強まっているといいます。高機能なケータイがどんどん少なくなって、シンプルな機能のケータイに集約されていく。どうやら世の中は、「らくらくホン」と「スマートフォン」に二極分化されていきます。
1999年から始まったi-mode。携帯電話とインターネットとの融合が独自に進化したガラパゴスと揶揄された日本のケータイ市場。その行きついた先が「らくらくホン」のコンセプトのようなのです。そのことに驚きを禁じえません。
ボタン派かタッチ派か。タッチを受け入れない層も多くいそうです。ただ、ボタン派にももう少し若いイメージのものが必要なのでしょうね。