予感される急伸に気が引きしまる思い
おはようございます。
暑い週末でしたね。昨晩夜中に寒冷前線が通ったのか12時過ぎに明らかにぐっと涼しくなり、
今朝は雨上がりでした。
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■製品を提案したいという問い合わせが増えている
営業事務さんのDR (Daily Report: 日報) に次のような報告がありました。
最近、購入を検討している企業様の問合せ以外に
CACHATTOを提案したいという企業様のからのTELでの
お問合せが非常に増えています。
この現象が意味するところを考えてみましょう。
提案をする側は提案される側より情報に目ざといです。つまり提案をしようという人たちは、いわゆるオピニオン・リーダーでしょう。
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■イノベーター理論の復讐復習
『ロジャースのイノベーター理論』と呼ばれるマーケティング理論の古典では、商品のライフサイクルは、次のようなキャラクターの人たちが決めていくと言っています。
1) イノベーター
最初に新製品に飛びつく人たち。市場全体の2.5%の割合だといいます。
2) アーリー・アダプター(オピニオン・リーダー)
次に新製品に飛びつく人たち。市場全体の13.5%の割合だといいます。
新しいいいものを採用して、そこから得られるメリットを先に享受する人たちです。
「これ、いいよ」と、周りに言って回る傾向があります。
どうやら自分は個人的にはここの領域の人間です。(汗)
3) アーリー・マジョリティ
次に、「ずいぶん使われているから自分も使ってみよう」と、市場全体の前半がやってきます。
彼らをアーリー・マジョリティと呼んでいます。市場全体の34%の割合だといいます。
これで累積50%。
4) レイト・マジョリティ
次に「皆が使っている。乗り遅れてはいけない!」という、市場全体の後半がやってきます。
彼らをレイト・マジョリティーと呼んでいます。後半34%の人たち。
累計84%になります。
5) ラガード
そして、最後の16%。当然のことながら絶対に使わない人たちもいます。
こういう人たちってどこにも明らかにいますよね(笑)。
自分だって分野が変わって興味のないところであればそうです。
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■1000に三つしか普及する製品はない
一方、すべての製品が最後まで普及しないというのも事実です。あるいは、ほとんどの製品がそこまで行かないといっても言い過ぎではないでしょう。千三つ(せんみつ)という言葉がありますが、1000に3つの確率なのでしょう。
その理由を考えたのが『キャズム』という本を出したジェフリー・ムーアという人です。ちなみに、キャズムとは「大きな溝」のことです。
商品が本格普及するかどうかは、最初のイノベーターとアーリー・アダプターとでの累計が16%を超えるかどうかで決まることもわかりますよね。アーリー・マジョリティが動き始めたら動きが止められずにある程度自動的に拡大する。
アーリー・アダプターは、最初に自分がいいと思ってある程度のリスクを覚悟で採用して、早期採用でのメリットを享受しようとする人たちです。アーリー・マジョリティの人たちは、リスクをとるまでもないと考える人たちです。
リスクをとる人たちの段階で、「やはり駄目だった」となるケースがとても多く、そこで次への評判を呼べないと、キャズム(16%)を超られず、本格普及に至らないのです。
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■従来前例のない製品は、受け入れられるまでが長い
CACHATTOのような、従来前例のない製品は、受け入れられるまでが長いです。
最初の2.5%であるイノベーターたちの期間が長かったです。それが、いま、オピニオン・リーダーたち、つまりアーリー・マジョリティに取り上げられているのです。
アーリー・アダプターから刺激をされて、大いにアーリー・マジョリティた刺激され始めているという現象もおきています。つまりようやく、CACHATTOのプロダクトライフサイクル的な浸透度は、2.5%を超えて5%~10%くらいのところに来ているのかも知れません。
今、我々がやっている活動は、このアーリー・アダプターたちの事例をコツコツととり上げて、それらをビジネスパートナーらに材料として渡しているということです。事例の与える安心感で、アーリー・マジョリティーの人たちにスタートしてもらおうと。大まかには、こういう段階です。
もちろん、市場に出回っている製品が満足度高くちゃんと使えていることが前提です。
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■予感される急伸に気が引きしまる思い
16%の溝、キャズムを超えると一挙に普及します。
このマーケティング古典理論を信じるのであれば、84%÷5%(or 10%)で、まだ製品は8~17倍伸びます。これはつまり80~170万人、あるいは社数で2400~5000社くらいまでいくということですね。そして、これは日本市場のみの数字です。
商品を本格普及させるという活動。楽しいではないですか。是非ともCACHATTOを100万人のサービスへと育て上げる体験を楽しみましょう。ミリオンセラーを、こんな初期の段階から育てる体験ができるというのは、ビジネスライフにおいても稀有なことですから。1000に三つですから。
オピニオン・リーダーたちが商品普及の鍵を握ります。今、使って見てくれている人たちです。そこでの意見が自分たちの成否を左右させるのだということを真摯に捉えたいです。改めて気が引き締まる思いがするのです。