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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

裏切る人には裏切る人が寄ってくる

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おはようございます。

相変わらず雲の多い不安定な空です。心なしか蝉やヒグラシの音が弱々しいと感じます。

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人が人とお付き合いする様を見ていて「実にそうだな」と思うことがあります。
似たものが寄ってくるのです。

・ 正直な人には、正直な人が。
・ 表裏のある人には、表裏のある人が。

・ 誠意ある人には、誠意ある人が。
・ 裏切る人には、裏切る人が。

・ 誇り高い人には、誇り高い人が。
・ 悪口を言う人には、悪口を言う人が。

類は友を呼ぶとでも言うのでしょうか。似たものが集まります。不思議です。

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仕事をしていて、ビジネスでもそうだと思っています。
やはり寄ってくるのです。

・ 実業の会社には、実業のお客様やパートナーや社員や株主が。
・ 虚業の会社には、虚業のお客様やパートナーや社員や株主が。

・ まじめな会社には、まじめなお客様やパートナーや社員や株主が。
・ 一攫千金を狙う会社には、一攫千金を狙うお客様やパートナーや社員や株主が。

・ 誠意ある会社には、誠意あるお客様やパートナーや社員や株主が。
・ 裏をかく会社には、裏をかくお客様やパートナーや社員や株主が。

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自分が外に見せている一面に相手が同調するからなのかも知れません。
人は絶えずゆらいでいる。瞬間瞬間で良くも悪くもなる。

だから、油断をして低い一面を出したときには、そこに周りの人が同調する。
だから、油断をしてグレーなことをしたときには、グレーな会社が同調する。

表裏なく機嫌がよければ、表裏なく機嫌がいい環境になるし、
裏で悪口を言えば、裏で悪口を言われるような環境になるのです。

誇りを持って、堂々と、正しいと考えることを行い続けると、
不思議なのですが結果として、
誇りを持って、堂々と、正しいと考えられる環境になります。

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それは背伸びではありません。
心の芯にある自信に裏付けされたようなものかも知れません。

気位が高いとか、威張るものではありません。
あくまでも謙虚でいながら誇り高いということがあり得るのです。

高いところを目指すことは、簡単ではありません。
低いところに流れるのは簡単です。

今、自分たちを取り囲んでくれている、お客様、パートナー、社員、株主。
それぞれに誇りが持てている環境にいるということは、きっと、
自分たちが高いところを目指し続けている結果なのかなと思いました。

会社としても人としても、自分たちが置かれる環境は自分たちで創りだしているのだと。
そんなことを考えている朝でした。

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