オフィスの拡張工事完了しました、お披露目します #asacafestudy
おはようございます。
雨上がりの朝。靄(もや)が強めにかかっています。
朝、ドアを開ける瞬間に見える外の景色っていつも驚きをくれます。
いろいろと不純物が混じったコロイド状の大気に体をあずける。
地球が守ってくれている感がします。
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オフィスの拡張が完了しました。
こけら落としが一昨日の「朝カフェ次世代研究会」の夜版でした。今回は朝カフェメンバーだけでなく、今回は弊社ゲストにも数名お声掛けしました。18:30という、若干早めの開催時間にも関わらず30名を超える方々が集まってくれたのです。
内容は「聞き上手になるためのセミナー」。タイトルからして楽しみなものです。それを辻口さんの、響く低音の声と完成度高く練られたコンテンツで、2時間があっという間に過ぎる体験をします。多くの人たちにもその良さをわかってもらい、紹介させてもらった自分としては誇らしかったです。
ところで実は、場の提供側としては、かなりぎりぎりまでバタバタしていました。修正工事が入ったり、オフィス家具類を移動したり。エントランス造形黒板の絵を描いてもらったり。ディスプレイ電気系統の収納をしたり。夕方に間に合うかどうか冷や冷やものだったのです。この前の日曜日から水曜日のぎりぎりまで、汗まみれホコリまみれで肉体労働を含めて準備をしていた、そんな裏があったりしました。
建築とか造形とかって偉大だと思います。もともとイメージしてあるものを現実化させるプロセスです。その一部として関わっていると、つい我を忘れて没頭してしまいます。4階の工事が何とか間に合い、皆が集まってくれ、30人着座設計のセミナー室が満席になる。見ていてちょっとした満足感を覚えました。
皆が活躍できる場を用意するのが自分の役割なのだなと、改めて思った次第です。
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では、オフィスを見てみましょう。
まずはエントランス部分です。アイストッパーとして造形されているのが、黒板になっています。黒板には、ウェルカムメッセージとかを書きます。写っている女性がチョークでサラサラっと絵を描いてくれる大橋です。社内にはいろいろな才能があります。
エントランス部分をパノラマでどうぞ。(※Autostitch+iPhoneで撮影)
奥の扉の向こうにあるのがセミナー室です。↑
セミナー室は中に入るとこんな感じです。30名が机付きで着座できるスペースがあります。そして左手壁には60インチのシャープ亀山モデル液晶テレビが2台壁に据え付けてあります。HDMIやVGAなどをシンクロして表示させたり、独立で表示させたりできます。この部屋は、真ん中に仕切りを設けて、2部屋として使うこともできます。
そして、ライブラリーと名付けられた憩いのスペースです。赤と黒のマッサージチェアを配置しました。デスクワークのちょっとした気分転換にマッサージってありだと思いませんか?
←チェアは稼働するとググーっとリクライニングします。まるでアトラクション。
ライブラリーを反対から見てみましょう。ズラ~っと並んでいるボックスがCubeCompoというユニットをつなげたものです。本入れとか収納とかに使えます。上の壁は一面コルクボードになっていて、そこに掲示物や写真などをピンでとめるのです。そして手前にあるのが、お弁当などを食べる場所です。
会社のすぐ近所にあるロゴバという北欧家具店から仕入れたFritz Hansenのアリンコチェアと円テーブルです。チェアは自分たちで搬入しました。運送費節約!
そして、窓際には収納ができるベンチと、テーブルヤシを水栽培するグリーンレールを配置しました。
エントランスオブジェの裏には業務用冷蔵庫。ここにお客様のためのお茶やジュースなどを入れておきます。「ご自由にお取りください」ってやつですね。さらに下に待機しているのはおなじみのルンバ君。新しい職場を得ました。
これらをデザインしてくれたのが、望月優香さん。実は彼女は筑波大附属高校の同級生だった人です。同窓会でその後、一級建築士になって望月設計事務所をやっていることを知り、今回オフィスの改装設計を頼んでみたという背景があったりします。センスがいい人で幸運だったと思います。
工事をしてくれたのがMACオフィスさん。今まで造ったことのないような造形物を根気強くなんとか実現してくれたり、私のテレビ電気系統の要望を着実に実現してくれたりと、これまたとてもいい仕事をしてくれました。
残りは受付の待合ソファー。8月3日に到着と。あとは、時計やカレンダーを設置したりとか、運用方法を決めたりとか。。
総務マターも大切な会社業務なのだ。そう実感しています。