年に24分間しかない「至極の満足感」のために人は頑張れるのだという仮説
おはようございます。
今朝はすっきりと晴れています。最高気温は32℃の予報。電気予報とにらめっこで節電せねば。電気予報ツール、なかなかいいですよ。
昨晩は、ライフワークとして音楽活動をしている永井千佳さんと、もう一人の女性から様々なお話が聞けました。むふふ、両手に花状態(^^)。
音楽は一人で演奏したり歌ったりすればいいというものではありません。人々が集まり、合奏したり合唱したりして創り出していくもの。それがゆえに、音楽を追求したいというその女性たちには、人を集めて場を運営する苦労が共通して見られたのです。やはり人は集まるといろいろあります。聞いていて、「会社経営と似ているなぁ」と。
いろいろと気付きをいただいたところから今朝のエッセーを書いてみます。
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■リーダーは孤独であることを認識する
リーダーを他人事と思っていたりしませんか?
皆を率いるのがリーダーであり、自分はフォロワーだと。それは違うと思います。自分は自分の人生の主人公であり、誰しも必ず自分の人生のリーダーであるわけです。
何であれ、何かを実施しようとするときには孤独感を覚えます。特に新しいこと、手順がわかっていないことをやってみるときには、「これでいいのだろうか?」という不安にさいなまされ、孤独感が増します。
リーダーになると、台風の目の部分に雲がないようなイメージ、中心部分にいる人は真空感覚を持ちます。それでも、飄々(ひょうひょう)と動き続けることが必要です。動かなければ物事は実現しません。
だから、何かをやろうという人は常に孤独であるわけです。
自分の人生をまっとうに生きようとする自分の人生のリーダーも。
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■得られるものは月2分の至極の満足感
孤独なリーダーはイニシアチブを取って、努力をして。一体、何を達成したいのでしょうか?
「有名になる?」
「社会貢献ができる?」
「自己実現ができる?」
「お金持ちになる?」
様々な言葉が飛び交いましたがどれも腑に落ちません。楽しく会話が進む中、「明るい農村(芋焼酎)」の作用もあったのでしょう。ふと言葉が下りてきました。
「それは一年で24分間の『至極の満足感』を得るためなのだ。」と。
「至極の満足感」。きっと、月に2分程度しか無いかも知れません。だから年で24分間。自分がきっちりと肯定できて、自分が実現できていることに満足している状態です。
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■「至極の満足感」への導きは褒め言葉
「すごいと思います。」
「頑張っているね!」
「さすが○○さん。」
人から褒められる。それをきっかけに、自問自答する。そして自己肯定ができることもある。
そこから得られる満足感は至極です。ただそれはとても短い瞬間です。
孤独なリーダーは、月に2分間の「至極の満足感」でリワードされます。それを知っているからこそ、頑張れるし、その満足感が動き続けるエネルギーの元になるのです。
考えてみると褒めることに損はありませんよね。すごいな、と思った人には素直に「すごいです!」とほめればいいのです。それによって、その人にとっての月間2分しかない至極の満足感へのきっかけが与えられます。ちなみに、自分は褒めることが下手です。(反省…)
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■褒めてもらえば自分も嬉しいという実例
月曜日に一緒に飲んでいた先輩から、私が嬉しそうにスマートフォンを使ってCACHATTOのデモしていた様について、メールをいただきました。
以下引用==>
最近、韓国のタレントが言ったということで、ネットにも出ていましたが、
元々中国のことわざで、下記の意味の言葉を贈ります。
昨晩の貴兄を見ていて、つくづく思ったからです。
「天才は努力する人に勝てない。努力する人は楽しむ人に勝てない」
この「楽しむ」と「好き」はかなり近いと思います。さてこの言葉を突き詰めて私個人的に言い換え、貴兄に献上します。
「世の中のつらい努力(勉強や早起き、練習)を貫ける人は秀才である。
でもその努力を楽しみながら出来る人が、本当の天才であり秀才より上」
「秀才<天才」です。
貴兄が今のことを苦もなく、楽しみながらやっている様に見えたのです。これだけ、褒めたら、今度、ビール1杯おごってよ。
<==以上引用終わり
もちろん、次回はビールをごちそうさせていただきます!
こそばゆいですね。でも、褒められるということで、不思議な元気が数秒沸いてくるわけです。その累計が月に2分、年に24分程度だと思っていて間違いは無いでしょう。