ブランドはその企業だけのものではない #asacafestudy
おはようございます。
今朝は『朝カフェ次世代研究会』の日です。珍しく晴れました(笑)。
講師は永井隆太さん。広告マンの観点でソーシャルメディアについてお話ししてくれました。
その中で気になった節がありました。
★4階拡張工事中の仮スペースで開催した今朝の勉強会の様子です。Autostitchでつなげているので、動きがあった部分では画像が二重化しています。
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「いったんそのモノをお客様が買ったら、ブランドはお客様の体験になる。
企業がいつまでも、ブランドを自分のものと思っているのは勘違いである。
お客様体験の中でブランドを育てていくという意識であることが必要。」
これを聞いてハタと思ったのですね。
「そうだ。自分たちが創っているからと言って自分たちのものではないんだ。
すでにそれはお客様、エンドユーザーたちと一緒に育てているものなんだ。」
従来、CACHATTOというものを、まるで自分の子どものように自分が育てている、と思っていたわけです。成長とともに次第にそれは離れて行き独立独歩します。つまり、同じブランドであっても、それがパートナー企業のモノ、さらにはエンドユーザーの体験へと変わっていくのだと。
会社の成長に合わせて、それが創業者のモノではなくなっていくというのと同じです。
赤ん坊の成長に合わせて、それが親のモノではなくなっていくのと同じです。
会社も人も成長に合わせて別人格を形成していきますよね。そして製品やサービスも、成長していくと、それがそれを出している会社のモノではなくなっていくのです。
成長が早いとつい「まだ自分のモノ」と、勘違いしてしまう親の気持ちと同じ体験です。とかく陥りやすい感覚に、ふと警告を聞いたような気がしたのでした。
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講師の永井さんの趣旨とは異なったところで反応してしまったかも知れませんが、勉強会というのはいろいろと気付きを与えてくれます。ありがとうございます。