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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

GALAXY TabとBluetoothステレオヘッドセットLBT-HPS01C2のテスト

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おはようございます。

氷点下の中での駅徒歩に、手袋越しに手の甲がかじかむあたり、冬らしい感覚です。

今朝は意外な形で重宝しているBluetoothヘッドセットについて。

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■ペアリングに失敗していました

Bluetooth機器は使う前にペアリングという作業を行います。その機器同士で通信することを認識させあうのです。一度ペアリングされると、両者がオンの環境であれば自動的に接続されます。

昨年末にLogitecのLBT-HPS01C2というイアフォンを買いましたBluetoothヘッドセットであり、それも両耳で使えるステレオヘッドフォンとしても使えるというものです。

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狙いとしては次の4点がありました。

・iPhoneのiPod音楽を聴くこと
・GALAXY Tabの電話用ヘッドセットとして使うこと
・GALAXY TabのNHKオンデマンドをケーブルの煩わしさ無しで楽しむこと
・セパレート携帯F-04Bとのペアリングの価値をみること

買ってきたLBT-HPS01C2を箱から取り出し、電源を入れるとすぐにiPhoneとペアリングができました。説明書を読むと8つの機器までペアリング情報を登録できるとのことです。すぐさまGALAXY TabやF-04Bとの接続を試みるのですが失敗します。その後、年末年始のばたばたからしばらく放置してしまったのです。

その様子をブログに書いたところ、「☆ぬ~☆」様より次のコメントをいただきました。

☆ぬ~☆   2011/01/04 20:44
LBT-HPS01C2はGalaxy Tabで問題なく使えています。というか、自分の持っているヘッドセットは全て使えています。Tab本体のBluetooth機能を最初にONし、次にヘッドセットをペアリングモードに。Tabで機器の検索を実行すれば、ペアリングできるはずなのですが・・・。

このコメントにエンカレッジされ、「できるはず!」と、再トライすることを心に決めました。

先週末、気を取り直し、ようやくGALAXY TabやF-04Bとのペアリングを再度試みて、うまくいきました。説明書に書いてあったのですが、ペアリング待機状態にするのに「ボタンを8秒間長押しする」を見逃していたのです。

どうやら、最初のペアリングでは電源を入れるだけでペアリング待機状態になりますが、2台目以降のものは、8秒間押すという行為を明示的にする必要があるからでした。最初にiPhoneとすんなりペアリングができてしまったことが問題だったのです。

☆ぬ~☆ 様、ありがとうございました!

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■iPhoneのiPod音楽を聴くこと

カナル型ではないので、低音などの音質に迫力はありません。

耳元に軽いラジオでもつけたような、あるいはiPod Shuffleをクリップで服につけて歩き回る感覚とでも言うのでしょうか。iPhoneと10mほど離れることができるので、ケーブルの煩わしさから解放され、意外と快適です。

ボリュームの調整は耳にくっつけているユニットのボタンを押すことで変えられます。また、曲を前後させたいときには、同ボタンを長押しすれば、変えられます。それだけでも結構便利なものです。

ただ、この快適性のために、毎日このイアフォンに充電をしておくという煩わしさの正当化できるか、若干不安を覚えました。何せ、今や充電しておかなければいけない機器が次のとおり8台もありますから (汗)。

・iPhone 4
・GALAXY Tab
・Let's Note
・F-04B (セパレート携帯)ディスプレイユニット
・F-04B (セパレート携帯)キーボードユニット
・F-04B (セパレート携帯)プロジェクターユニット
・Portable Wi-Fi
・バックアップ電池のEneloop

これにもう一つ充電しておく必要のあるものが増えるのは、ちょっとした悩み事です。Bluetooth機器は無線。当然のことながら充電が必要です。

でも、8台が9台になるくらい誤差の範囲かとも、悩みの多い充電人生は続きます。

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■GALAXY Tabの電話用ヘッドセットとして使うこと

やはり電話をするときにこのスタイルはいただけませんよね。

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★方波見さん主催のアンドロイドオフ会(11/2)よりのショット

冗談はさておき、GALAXY Tabはスピーカーフォン(ハンズフリー電話)としても十分に実用性があります。ただ、会話の内容を全て周りに聞かせたくないこともあります。

またよく海外で遭遇するのですが、ソファーに深々座ったままいきなり話し始めるビジネスマンっています。気が狂ったのかと思い、よく見ると耳にBluetoothのヘッドセットをくっつけて電話をしています。

携帯電話を脳の近くに持ってきて長時間話すということへの電磁波恐怖心もあります。日本ではまだあまり定着していないBluetoothヘッドセットを、どういうメリットがあるかを試してみたい好奇心もありました。

電話がかかってきた際の、各種アプリに電話を優先した動きなどには問題がなさそうです。Bluetoothのユニットのスイッチを押すだけで電話の応答もできます。想定としては次のような使い方でしょう。

普段からGALAXY Tabにペアリングしておく
  ↓
電話がかかってくる
  ↓
ヘッドセットをポケットから取り出す
  ↓
ヘッドセットのスイッチを入れる
  ↓
話し始める

Tabの方にはあまり電話がかかってこないので分かりませんが、ちょっと慣れるまで慌てそうです。

ところで、テストしようと思って気がついたのですが、ここのところの人生において、電話って殆どすることがありません。したとしても、大抵は用件のみの30秒程度のものです。ヘッドセットの練習をする機会も少なそうです。

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■GALAXY TabのNHKオンデマンドをケーブルの煩わしさ無しで楽しむこと

これ、切実なのです。

実は先日、ジムでも愛用していたAudioTechnicaのイアフォンの片方が接続不良を起こしてしまいました。ジムでオンデマンドの番組を観るのは実に効率が良く、いまや手放せないアイテムです。

急きょ、前から持っていたSONYのイアフォンに切り替えたのですが、それが胸ポケットにウォークマンを入れる想定の長さのケーブルで60cmくらいのものです。結局、そのときのジムは、ケーブルの長さで使えるマシンが限定され、サイクリングマシンで運動をしていました。

このこともあり、年末以来放置状態だったBluetoothヘッドセットを再びペアリングすることを試みたのです。

その結果、GALAXY Tabとビデオオンデマンドでこそ、ヘッドフォンケーブルから解放される効果が高いものはないとの結論に至りました。GALAXY Tabは十分に画面が大きいので1-2メートル離れても見ることができます。

自宅でも、ヘッドフォンのケーブルがあると、ふと、何かを取りに立ち上がるときにも、端末ごと持って行かなければなりません。ケーブル無しで音が途切れないというのは何とも便利なものです。

さらにジムでの運動でも、ケーブルが無いというのはありがたいです。ケーブルをうまく取り回しして、マシンのどこかに挟んでしまわないように、意外と気になっていたことに、無くなると気がつきます。

快適快適!

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■セパレート携帯F-04Bとのペアリングの価値をみること

同じように8秒間長押しで無事ペアリングができました。

電話もできます。相手にこちらの声がちょっと聞き取りづらいと言われました。耳に装着するユニットにマイクがあることの限界でしょうか。そういえば骨伝導のBluetoothヘッドセットもあったから、音質を優先したいのなら、そちらを試した方がいいのかも知れません。相手に音が一番綺麗に伝わるヘッドセットって何でしょうね。

ただ、使う想定がちょっと難しいです。

そもそもF-04Bは、ディスプレイユニットが軽くて小さくて、それだけでフル装備のFOMAとして活用ができる優れものです。そして電話として使うのも用件のみのことが多いです。そこにあえてヘッドセットを用意して待機するかというところに疑問が出ます。

「やはりヘッドセットはGALAXY Tabくらいの大きさと相性がいいのかな。」

相も変わらずいろいろと新しいデバイスのトライをしている充電人生です。

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